無題

いろいろ言いたいことがあったのですが、つぶやきだといくつものポストにまたがってしまうのでこちらに書いてみます。

万人が満足できるグラアプデをするためには、
「元々のイメージを大切に」
「印象が大きく変わらないことを大切に」することに細心の注意を払う必要がありました。
誰もが当時のキャラクターを自ら選んで使っていたわけですし、その時点では少なくとも気に入ってたはずだからです。

ですが、結果としてはそうなりませんでした。

もちろん、「元々のイメージ」や「印象」といったものは見る人によっても変わるものですから、全く変えない、というのは難しいことだと思います。
だからこそ、大きな変更には慎重になるべきでしたし、
PLLでパワポの画面を見せるだけではなく、もっと既存のユーザーと対話を行いながら進めるべきだったのかもしれません。

結局は現状のようなグラアプデが行われてしまった以上、
タイムマシンでもない限りそれを無かったことにはできないわけですから、
これから何をしても、誰かには不満が残る形になってしまいました。
それは間違いなく運営・開発が自ら招いたことですし、
私もとても残念に思っています。

グラアプデに対して不満をもつ方々が、
「元に戻してほしい」と主張をすることの正当性について考えてみました。
結論を言ってしまうと（他の方も同じような考えと思いますが）、
「元々のイメージを大切に」「印象が大きく変わらないことを大切に」すると最高責任者の方に説明されて行われたグラアプデですから、
現状がそうでなかった以上、修正・調整して近づけるべきなのはグラアプデ前のキャラクターではないかなと思います。

私の個人的な好みとしては、
眼光が強くなりすぎてしまった目元や無くなってしまったタレ目、
高解像度化に伴ってはっきりしすぎてしまったリップライン、
ジョールファットとかはなんとかなってくれたら嬉しいなあと思っています（ミコッテ3顔のお話です）。
グラアプデ後のほうが好みな種族もいるのですが、
戻すべきか戻さないべきかで考えると、戻すのが正しいのかな、と思っています。

いちばん誰も不幸にならないのはもちろん、
元の顔パーツを追加して、グラアプデ前の顔も再現できるようにすることですが…。
いわゆるコストガの問題で、おそらくこれは実現しないんじゃないかなとちょっと諦めています。

ここから先は私の拙い知識と、おそらくこうだろうという推測が混ざっています。

もしこのゲームがオフラインのシングルプレイのゲームだったなら、
もちろん大変ではあるものの、不可能とまでは言えない修正案だと思います。
ですがファイナルファンタジーXIVはオンラインゲームです。
他のキャラクターを画面に表示するためには、サーバーに接続して他のキャラクターのデータをもらってくる必要があります。
どんなキャラメイクで、どんな装備をしていて、どんなアニメーションで、どんな場所にいて…というふうにです。

すこし難しい話になってしまうのですが、
ネットワークで通信を行うときには、あらかじめ送受信するデータ量を決めておく必要があります（素人知識なので間違っていたらごめんなさい…）。
ネットワークで何かを送信するとき、受信側はあらかじめどのくらいのサイズのデータが送られてくるのか知っておかなければならないからです。
データはあくまで0と1の羅列なので、データ量がわからないと、どこからどこまでが送られてきたデータの内容なのかわからなくなってしまうからです。

ファイナルファンタジーXIVももちろん、
設計の段階でキャラクターひとりのデータ量（通信量）はこのくらいにする、と決めているはずです。
ですから、そのデータ量に収まるように髪型や種族の追加を行ってきたわけです。

ですが、パーツや種族の追加ははじめから想定されていた追加ですよね。
これは推測なのですが、顔パーツについては追加できるような仕様に現状ではなっていないんじゃないかなと思います。
これまでに追加されたことがないというのがそう思う一番の理由ですが…。

もしそうなら、元の顔パーツを追加してグラアプデ前の顔も再現できるようにするなら、キャラクターの通信周りの処理をだいぶ大きく書き換える必要があります。
さらに、キャラクターひとりあたりの通信量がそのぶん増えてしまうことになりますから、常に大量のキャラクターデータを通信しているサーバーにかかる負荷も、その分だけ増えてしまうことになります。
（これは海外の掲示板で見かけた情報ですが、このゲームはジャンプするたびにサーバーに通信を行ってキャラクターデータを取得しているようです。そういう意味では、もっと最適化できる部分が思ったよりあるのかもしれません。）

なので、顔パーツの大幅追加というのは現実的に考えると結構のぞみが薄いのかなと思っています。
とても残念ですが…。

拙い文章と拙い知識でだらだら書いてしまってごめんなさい。
私はもう元に戻ることはないんだろうなと思って、今ではだいぶ諦めてしました。
ときどきnoteを開いて、同じ不満や悲しみをもった方々の投稿にハートを押しています。
悲しいですが、いまの運営にもう何も期待してないみたいです。
いじわるな言い方をすれば、『落ち着いて』しまったのかもしれません。
一時期は反転アンチのような気持ちになっていたのですが疲れてしまいました。

こんな駄文をここまでもし読んでくださった方がいるなら、
本当にありがとうございます。
だんだん着地点がわからなくなってきてしまったので、ここまでにしておきます。
同じつらい気持ちをもっている方が、少しでも楽しく暮らせたらいいなと願っています。

追記
着地点なんてそもそもないのかもしれません。
ずっともやもやして、もう無理だろうって頭ではわかってるけど、どうしても納得できないから…。

すぱっとこのゲームを嫌いになれたらよかったのかもしれません。

いままで高難易度は零式くらいまでしか遊んでいませんでした。
人見知りなので固定に入る勇気がなかなか出なくて…。
ミラプリをしたりSSを撮ったりしてずっと遊んでいたのですが、
いまでは前ほど楽しめなくなってしまいました。

それでも一緒に遊んでくれるフレンドさんや、このゲームの好きなところを捨てる気にはなれなくて、最近は絶固定にはいって遊んでいます。

勇気を出して参加してみるとメンバーの皆さんがとても優しくて、
難しいギミックを何度も練習して乗り越えるのは楽しいですし、
勇気を出してみて良かったなあと思っています。
ですがときどき雑談がグラアプデのお話になって、
まだ言ってる人たちいるよね笑なんて会話になると、
ちくっと胸が痛みながらも、話を合わせています…。