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風水の正体と、開運の定義

今日は家をピカピカにした。
いや、そこそこ綺麗…くらいかな…。
もとがそんなに素晴らしく綺麗なわけじゃなかったし…。

お片付けやお掃除は昔からそんなに得意じゃなくて、母が常々「掃除は風水的に良いんだよ!」と言ってくれていた。
しつこい言い方ではなく、笑い交じりに、カジュアルに。

今となって考えるとお片付けしなさいお掃除しなさいと言わなかった母のすごさが思い返される。
当時の風水の印象としては、占いの類だろうとか、ほんとかウソか分からないものって感じだった。

今は、「部屋が綺麗だと気分良いよね~」くらいの当たり前の考え方だ、と気づいた。

人の往来が多い家は運気が良くなる、という。
これって、お客様が来ると思うとそれに際して部屋を綺麗にするから、まわりまわって自分も清々しいよねっていう考え方なのだろう。

観葉植物をおくと幸運が舞い込むという。これって単純に緑を見ると心が癒されるっていうことでしょ?とおもった。

風水の正体って、きっと当たり前の「心地良さの追求」なんだろう。
開運の定義って、「何だか居心地がいいな」くらいのつかみどころのない幸せを認識することなんだろうな。


話は戻るけど、今日はたくさんものを捨てた。断捨離って皆よく言うけど一方的な言葉だなあという印象があり、あんまり使い過ぎないようにしてる。

要らない過去なんてない。過去の自分が投影された物たちには、ひとつひとつ恩がある。今は不要になったかも知れないけど、その時々で大活躍してくれていたんだ。

恩がある物に対しては特に感謝をしながら手放したい。まあ、捨てたら結果的に同じだし、すっきりしている自分もいるけどね。気持ちのもちようだと思う。


仕事ばっかりやってると身の回りのことがついおろそかになるし、自分でも意識しないうちに小さなお片付け課題をつみあげてしまっている。

だからこそ、部屋がほんの少し綺麗になっただけで今日はいい日だったよねっておもえた。
これが世に言う「開運」ってやつだな、うん。

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