沢山の初めましてがあった日

今日は1日中、電話での許可取り、電話での原稿確認、電話での催促、と電話尽くしだった。(zoomも1件した)

沢山の声と、お会いした。

歳を重ねた男性の声、いつも丁寧にお客様の対応をしてそうな声、気弱そうな声、面倒くさそうな声。

電話越しで姿も顔も見えないのに、
声の調子で表情まで分かるような気がする。

口角が上がったような、明るく上向きな声は電話していてこちらも有難い。
私は嫌がられてないんだろうな、受け入れてもらってそうだなと感じる。

一方、暗い声色の人は電話越しの会話で損すると思う。
きっと悪気は無いんだろうけど、不機嫌に聞こえたり、怒っているように聞こえるからだ。


不思議なもんで顔が見えない方が、顔をまじまじと想像してしまう。
架空の人物とか、声の似ている人を思い浮かべては、「今私の発言を受け取ってどんな気持ちになっているのだろう?どんな表情なんだろう?」と考えてる。


だからこそ、電話は恐ろしい。
いつもの3倍おっとり話す。
いつもの5倍は優しく伝える。
※相手が早口の時、せっかちな人物である可能性があるため、場合によっては会話のスピードを上げる。

いつもより恐ろしい電話越しの対応だが、
相手と打ち解ける瞬間は必ずくる。
笑いが起こることもある。
そんな時にほっとして、今日もひと仕事したねぇ…としみじみ感じるのだ。

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