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特撮が好きな女の子

父の影響で、昔からゴジラが好きだった。
巨大な怪獣が街をぶっ壊していく姿は恐怖であり、快感。
モスラ、メカゴジラ、キングギドラ…と、ゴジラの相手が変わる度に映画館へ連れて行ってもらえので、次のゴジラの対戦相手はなんだろうと自分で考えたりもした。
ジオラマの街の精巧さにも心惹かれた。
鍵盤ハーモニカで「ゴジラ♪ゴジラ♪」と吹いたりもしてたな。


3~5歳の頃には既にウルトラマンも好きだった。中でもコスモスが大好き。

ウルトラマンコスモスは
強さで相手を倒すのではなく、
「優しさ」で戦いをおさめる。

例えば、コスモスは地球に迷い込んだ怪獣を宇宙へ運んであげるのだ。
怪獣自身は悪気がないのに、少し動くと街を壊してしまうし、「怪獣」と認定され人間から攻撃されてしまう。

それをコスモスはかばい、安全な場所に移す。怪獣に悪気がないことを分かっているからだ。
そんなウルトラマン、他にはいないだろう。

ラスボスであるカオスヘッダーとの戦いは、
最初こそ戦い、傷つき、もうダメかと思った。しかし、最後はやっぱりコスモスらしい優しさで戦いがおさまる。
ラスボスにも事情があったのだ。
ネタバレになるから詳細は書かないけど、
これは泣けるから皆様も是非見てほしい。
(話を聞きたい人は私に直接聞いて下さい笑)

コスモスのオープニングにも染みる歌詞がある。
「本当は敵なんていない、ウルトラの願い」
という部分だ。
そうだな、相手を敵だと思うも無害な存在だと思うも、自分次第なんだ。
相手は悪気がないかも知れない。
こちらの想像が及ばない、つらい過去や深い事情があるかも知れない。
1度歩み寄って、ダメならダメでいいや。

相手を慮る人でありたい。
気をつけよう。
私はウルトラマンで道徳を学んだ。
皆様はどんなきっかけで道徳を学びましたか?

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