
生と死が混在するラインナップ
日本酒会はこんな感じで、
取り留めもなく私が良いなぁと感じた酒を並べる。あとは、「大正の鶴」「夜の帝王」なんかもあったなぁ。
日本酒は季節ごとに味わいが変わる。
濁りは冬限定。パウダースノーのような、ふわりと感じる優しい甘みがたまらない。
単純に年明け一回目の日本酒会だったので、縁起よく「開運」を一升瓶でご用意した。
日本酒は温度を変えて飲んでも美味しい。
死神や大正の鶴は、加水した熱燗が美味しいと思う。
温度をあげることで、どうしても酒の香りが強くなる。普通に熱燗をつくると鼻をつく様な強い酒の香りがするが、加水することでそれが和らぐのだ。
また、熱燗にすると酒の爽やかな酸味や、米の味が引き立つので、さらに旨味を感じながらいただける。
もう飲むと言うより、食べるという感覚。
アルコール度数も少しだけ下がり、酒の美味しさも分かり、お酒初心者こそ加水の熱燗がおすすめだったりする。
しかも、この日のおつまみメインは餃子。
味付けのしっかりした餃子には、
味わいで負けないパワフルな日本酒が合う。
逆に、優しく飲みやすく、サラッと口の油を流してくれる日本酒でも良いだろう。
ということで、ラインナップは
さらさらで優しい日本酒と
パワフルなクセ強日本酒の
2方向ランナウェイでした。
それに伴い、お酒の名前が生と死に別れたのです。こんな説明で通じるのかな...?