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3時が夜か朝か

最近ずっと寝るのがこんな時間になっている。
別に必死に仕事ばっかりしてるわけじゃないから安心してほしい。
仕事もしてるけど、本も読んでるし、掃除もしてるし、料理も作ってる。

疲れた!寝ちゃお!と、ならない粘り強さは、このnoteをはじめてから授かったような気がする。

今日は打ち合わせが3つあって、
締切も2つあって、それでもどうにかやっていけてるのは周りの方々の助太刀や情けや愛情があったからだ。感謝してもしきれない。

今日は朝(と言っても10時30分)から、行きつけの喫茶店で珈琲を飲んだ。
本当のお目当ては94歳の看板娘よしこさん。
いつも元気で口もよく回る、賢くて可愛いおばあちゃんだが、3ヶ月前から大腿骨頸部骨折により入院なさっていた。

そして驚くことにリハビリの末、元気になって喫茶店に帰ってきてくれたのだ。
喫茶店のマスターは68歳の息子が引き継いでいる訳だが、やっぱりよしこさんが良い。
よしこさんをツマミに珈琲を飲むのは、また格別である。

岡山に来て7年、ずっとよしこさんの所に通っていたため、3ヶ月の間が空いてからの再会は感動も大きかった。
私の社会人1年目から今まで、良い時も悪い時も、全部知ってくれている人だ。
泣きながら話を聞いてもらったことも1回あったな。

よしこさんは小柄だし痩せていらっしゃるが、寄り添うと何だか巨木の根元に居るような安心感がある。
リハビリ代わりと言ってはなんだが、今日からほぼ毎日喫茶店に顔を出すとのことだ。

今週はもう難しいけど、来週から平日はちょこちょこご尊顔を拝見したい。
今まで会えなかった分、よしこ成分を吸っておきたいから。

そういえば、よしこさんは病院では満足に寝られなかったらしい。
「3時に周りの患者さん達の点滴が始まるんよ!」と言っていた。

私が「えぇ〜、夜の3時から点滴は目が覚めちゃうね〜💦」と言うと、すかさず

「いやいや、朝の3時よ?」と言い返してくれて、常連さん周りで笑いがおきた。たしかに、若者とよしこさん世代では3時の捉え方も全然違って面白い笑笑

3時も過ぎて私はそろそろ寝る時間だ。
よしこさんはもそもそ起き始める頃だろう。

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