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土曜日の過ごし方

土曜日の午前中は必ず行く場所がある。
カフェ亜羅人(あらじん)。
93歳の看板おばあちゃんヨシ子さんと、その息子67歳のマスターに会いにいくのだ。
特に、おばあちゃんは土曜日の午前中しかいない。
だから土曜日に会いに行くのだ。
でも、今日は貧血気味でウダウダしており、おばあちゃんに会えなかった。
とてもとても後悔。
後悔の無い生き方をしなきゃ。
会いたい人には会うんだ。
次回からは気を引き締めよう。

貧血気味で午後からは仕事の打ち合わせ。
長い案件がやっと一段落付きそうでほっとした。
少し、というかかなーーーり話があっちこっちする方を相手にしており、打ち合わせも力がいる。
話が脱線する度に、また誘導して戻して、脱線して、戻して、を繰り返した。
何とか話をまとめてプロジェクトを進め、それからの一段落。
当然だけど、仕事って重い石をひとつひとつ積み上げるみたいなもんだ。
一筋縄ではいかないね。


最後は可愛い女の子に肩を揉みしだいてもらった。
「肩がガチガチですね...いつもお疲れ様です...」って言ってもるえるのを、私はにちゃぁとした笑顔で聞いてる。
そして、
「いつもありがとうね、肩が喜んでるよ」
とにちゃにちゃしたお礼を言う。

その子も人の話を聞いて、労って、マッサージもして、疲れる場面も多いんだろうな。
いつも可愛い担当の子は、手が小さくて、ふわっとしていて、雲で包まれているみたいだ。顔や肩に触れられると本当に癒される。
昨日は別のご夫婦のところの子どもたちに手を繋いでもらえた。
改めて思う。
人の手って、あたたかい。

触れる、触れられる、が苦手な人もいるけど、色々な理由を全部とっぱらって私はよくスキンシップをとるようにしている。
あ、本当に好きな人にしかしてませんよ!

カフェ亜羅人のおばあちゃんヨシ子にも会う度にハグしてる。アメリカンなノリで、両頬にキッスもしてる。
だって、いつ会えなくなるか分からないから。触れられなくなってからでは、もう遅い。

好き好きスキンシップ。
これが私の土曜日だ。

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