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記憶力
「ああ、小沢さんとメシ食いたいなあ」
「メールしてみようかなあ」
人間にとり、一番必要な力は「記憶力」である。
人それぞれ欲する力は様々だろうが、それら異論を認めたくないほどに、最小かつ最大に、最低かつ最高に、必要な能力であると思う。
人(社会人)として最低限にこなさなきゃいけないことも、そこから頂上にのぼりつめるための必須事項としても――どちらにも当てはまる。
資格を取得するための知識、その資格を活かす為の職業――その職業が仮に頭脳系の仕事であったとして、逆に肉体を酷使する職業に就くことが望みであったとしても、記憶力が不必要だということは無い。
プロ野球だって、投手と打者の関係の中で、どのような投球をしたか、されたかを記憶出来ているか否かは、成績に大きく関わってくるわけで、ことスポーツにおいては、一時が万事この調子であると思う。
アメリカンフットボールなどは、全時間帯がサインプレー(非アドリブ)だという話らしいし。それをラグビーに流用したから、途端、日本のラグビーが強くなったとか言っていたような……(苦笑)。
また、「トップアスリートになるなんて恐れ多くて求めていないよ」という人にとっても、オーダーの声が飛び交う中で、それを把握しつつ鍋が振れるか振れないか、または台車に乗せた商品をA、B、C、D、E……のどこに運ぶかの判断に一切の迷いがないかどうかとか、かゆいところに手が届くかどうか以上に差が出る。
はっきり言い、その現場における「出来る奴」と「出来ない奴」に分断されるくらいの評価になる。
「ああ、“それ”だったら“こっち”だよ」
この一言を、誰よりも先んじて口に出せる人を、あなたは一目おかないですか?
その脇で、口を真一文字に結び、黙々とからだを動かし続ける人材より、優秀だと感じませんか?
「お金」と対を成す。
100兆円の貯金と共に何も覚えることの出来ない頭と、借金まみれの極貧スタートでありながらありとあらゆる物事を一瞬で覚えていける頭。
さて、どっち?
ちなみに、アメトーーク!の「意外に仲いい芸人」の中で、スピードワゴンの小沢さんが、「あなたが一番欲しい○○力は?」と、周囲の芸人たちに訊いて回っていたという話がなされていた。
バッファロー吾郎Aさんが「魅力」。
千原ジュニアさんが「魔力」、ほか(穿った理由があるので、知りたい方は放送の方を観てください)。
まあ、だから……というわけではないのだけど――いや、だから……というわけでしかないのかな?
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大穴としては、自由自在に自分の身体を扱えるしなやかで軽やかで姿勢の良い「身体能力」も惜しい。
(獣害も含め、本当に生きるか死ぬかの局面においては、単純な腕力よりも、間違いなく生存確率が上がる)
ついでに。
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