みんなへらへらしていない
こういう記事は速報性が大事なので、既に意味は薄くなっているかもしれないが、書き置いておく。
YouTuberのへライザー総統が、中田敦彦・福田萌夫妻の第3子妊娠に対し、「オリラジ中田、40歳で子供を授かる。恥ずかし」などと発言したことに対し、批判を受けているらしい。
ナンセンスもいいところだと思う。
「悪の秘密ぼっち『ヘライザー総統』と言う名のファンタジー」というチャンネルを運営している氏だが、個人的には別段面白いチャンネルだとは思わない。
当初は興味を惹かれ、まま視聴していたりもしたのだが、普通の事しか言わないと感じ出してからはご無沙汰気味。
“正しさ原理主義”が嫌いな自分としては、惹かれるところが薄れていった次第。
——と、それ以前に「そもそも、へライザー総統ってなんのこっちゃ?」と思った方に対し、どのような人物であるかを簡潔に述べると、“世間の時事に対して、正論を、奇抜な格好と毒舌で述べる女子大生で、歌が上手い(歌手デビュー済み)”。
しかし、それが何故、今回ブログで取り上げることにしたかと言えば、上記の内容で叩かれている(という記事、コメントを見た)からになるのだが、へライザー総統と中田さんは、最低でもYouTube上でやりとりをしたことのある間柄である。
別にコラボをしているわけではないが、水面下ではより個人的な連絡(挨拶以上)があって然るべき雰囲気である。
正直、この辺りは微妙なところでもある気はするが、何の接点も関連性もない赤の他人というわけではない。
にもかかわらず、それを冒頭「オリラジ中田、40歳で子供を授かる。恥ずかし」だけで批判するのはきつい。
などといったコメントが寄せられたらしいのだが、関係性のある人間同士のやりとりに対し、第三者が横やりを入れてくることが、心の底から気持ち悪い。
「世直し」——論理的に考えたなら、このような心理において、そのコメントは為されているからだ。
反論があるとすれば、関係性があったとしてもそれを個人的なやりとりに留めなかった時点で、それを目にする人がいるわけで、そのような人に対しても常識的で配慮のある発言を……と、いうものになるのだろう。
——「“世直し”なんて大袈裟なものではなく、だったら『公開』するなよ」
ここからは、価値観の相違にしかならないのだが、率直に——。
「それ、楽しいですか?」
あり得ない。ナンセンスに一票。
言論弾圧に通ずる思考の側を忌避したい。
もし、関係性のある人間同士の毒舌を、第三者が排除できてしまったならば、それは「職業・お笑い」の甚大なる危機である。
何があっても食い止めなければならない一線だと考える。
その上で、へライザー総統も、後日反論動画を出していたのだが、正直、真面目だなあと思う。
内容の方は、発端も含め、興味のある方自身が自分で検索して見ていただければと思うのだが、流し見した印象としては、内容そのものに対し、かなり個別に、反論となる説明を行っている。
個人的に、氏と同じ立場に立ったなら、自分は「黙殺」する。
逐一内容に対し、説明なんかしたりしない。
「関係性のある者同士のやりとりなのだから、第三者の心情など知るか」
が、大前提。
説明することでもないし、へライザー総統のように正論吐きでありたいとも思わないので。
あくまで局地的な炎上に過ぎないのかもしれないが、最近の時事ネタ(?)としては、看過できないと感じたので触れてみました。
みんなそんなに真面目じゃあ、ホームレスとしては生きてけないよ(笑)。