イシカワ ミキ

お母さんです。恋愛小説書いてます。 ちょっとクセ強めですが、よろしくお願いします。

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最近の記事

あなたの余命はあとどれくらいですか?

あなたの余命は電車に飛び込む5秒前ですか? あなたの余命は目の前のタオルに首をくくる5秒前ですか? それとも癌で余命半年ですか? 本当に生きていくだけで体力が消耗する毎日ですよね。 生きるって楽しいものではないと思います。 生きてるだけで丸儲けなんてあなたに押し付ける野郎がいれば、そいつはあなたには不要な人間です。 もし、よければあなたの余命教えてくれませんか?

    • 母がいなくなること

      私は2年近く闘病患者である母と暮らしている。病名は急性骨髄性白血病。  治療をしなければ余命3か月と宣告された日から約2年が経とうとしている。ここで声を大にして言いたい。一番辛いのは闘病する本人に違いはそれを見守る家族も立派なセカンド患者だという事。  宣告をされてから色んなことに制限をかけてきた。自宅に闘病患者がいる家は独特の匂いがあると思う。それは常に死を意識しているからなのか。病院の匂いとはまた違う。  患者に対して強く当たることができない苦痛の匂い  患者に対してより

      • 自分が思うより人は優しい

        時々、ふと思うことがある。 車を運転しているときだ。あの空間にいるだけで自分が見守られているようでちょっとした譲り合いもしたくなくなり、イラッとすることがある。 しかし、車から降り何もガードがなくなったときはどうだろう。 喫茶店の出入り口でで誰か他の人が来ようものなら扉を開けて待っている自分、エレベーターでは率先して開くボタンを周りを気にしながら率先して押している自分。 きっとみんな当てはまる現象なはずだ。 きっと世界は自分が思っているより優しいはずだ。 ふと思ったGW明けの

        • 悲しいこと

          今日は娘のお友達の命日だった。 ニュースでどこどこの誰々ちゃんが交通事故で死亡。誰々ちゃんが誰々っちゃんが。そのたびに人生は無惨だと思っていたけれど、実際身近で子どもが亡くなることなんて想像もしていなかった。 けれど突然死んだ。 昨日まで一緒においかけっこしてゲラゲラ笑っていた子が突然死んだのだ。 小学生だった娘にとって 死=会えない 現実を突きつけられた日でもあった。 死後の世界がなんちゃらなってどうだっていい話で。 お線香をあげさせていただこうと試みたが、同じ年頃の子ども

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        • 第2話
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        • 出会い
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          お母さんが書くお母さんの恋愛小説

          わたしでない誰かへ 母が夜中に映画を見ていた。今ならわかる。母は映画を見ていたんじゃない。 映画をみるフリをして父じゃない他の誰かを想っていたこと。 31歳の誕生日は最悪な始まりだった。3年付き合った彼には誕生日の3週間前に振られその不幸を後押しするかのように部署で一番の嫌われ者と働くことになった。最近の口癖は 「なにやってるんだか」だ。人生うまくいきすぎていたのかもしれない。小さい頃から勉強も中の上の出来で、出た大学もすごーいと言われるわけでもないが、誰もが知っている大

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