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【騎射場】甑島は日本人の魂が残っている島だった!(交流戦)

どうも。きしゃば族監督兼キャプテンの騎射場の兄貴(写真右)です。
先日、とあるコミュニティデザインの研修で甑島チームがいる上甑島へ上陸して来ました。

出迎えてくれたのは、甑島チーム代表の山下賢太氏(写真左)。
甑島へ上陸するのは今回2回目であった。

実は、2017年5月に開催された第四回騎射場のきさき市は、鹿児島の離島をテーマに「のきさき島」という名称で開催されましたが、そもそもこの「のきさき島」のネームアイデアを出したのはこの男だったのです。

「のきさき島」の動画はこちらより

「のきさき島」で島ディレクターをしていただいた和田ちゃん(右)にも1年ぶりに再会!とても元気そうで、なにより^^

今回上陸した目的の研修は、コミュニティデザインを学ぶ場でしたが、私と山下賢太氏、そして頴娃町の加藤潤氏が講師となり、場づくりやファシリテーターの在り方、プロジェクトの組み立て考え方などを具体的事例なども踏まえて参加者と一緒に考えていきました。

その中で、甑島のまちを歩く場面がありました。

甑島は強風を防ぐために、玉石を外壁として積み上げて家を守ってるそうですが、この玉石を積み上げるのは、住民同士の助け合いで行われるそうです。

山下賢太氏曰く。
「島の人たちは人から恩を受けたら帳面につけて忘れない。自分の代で恩を返せなければ子供が返す。」

「儲けた金は、島に文化をつくるため還元しないといけない。」

島の日常を守ろうとする人たちの想いは、昔誰もがあった日本人の心のあり方そのものだと感じた。

とてもユーモアたっぷりなストレートな言葉しか言えない山下賢太という無骨な男だが、心の奥底は島への愛情と未来への覚悟を静かに握りしめたサムライのような人間だった。

私たちが甑島へ行くことは非日常だが、島の人にとっては日常。
日常的に毎日人が訪れては帰って行く。

島を離れるとき、見送られるといつも寂しさを感じるが、見送る側の島の人にとっては日常。

「また、みんなが来る日を待っています。」

と、彼は言う。

また帰って来ようと思う。

記事:須部貴之(騎射場の兄貴)

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