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【渡川】宮崎県が持つ一番の魅力を、なぜ誰も発信しないの!?/指名1位選手コメント

みなさんこんばんは。昨日はガチのプロ野球ドラフト会議でしたね。金足農業の吉田は日ハムに。大阪桐蔭の根尾は中日に。そして僕はめでたくチーム渡川に。契約交渉はこれからですが、年棒および契約金はいくらいただけるのでしょう。億超えを期待します。

さて、移住ドラフト会議の模様については各チームからすでにたくさん投稿が上がっているので、ここでは割愛。今回はまだ誰も紹介していない、宮崎の素晴らしい魅力をお伝えしたいと思います。

宮崎が世界に誇る魅力。それは、地鶏の炭火焼きでも芋焼酎でも太陽のタマゴでもありません。もちろんそれら全部最高ですし僕も大好きなんですが、ここでみなさんに紹介したいのは、宮崎市内から遠く離れた場所で神々しい輝きを放ちつづける、日之影・比叡の『岩場』です。

こういうのとか

こういうの。


あの幻のカルト雑誌、『岩ときもの』の編集長が見たら、頬ずりしたくなるような男前な岩がそこかしこに転がっています。


2020年東京オリンピックの正式種目として採用されたスポーツクライミングですが、その原点は岩や崖を登るロッククライミング。

そもそも僕が東京からの移住を考え始めたのも、クライミングがきっかけ。「毎週のように山梨や長野の岩場に通うのは、金も時間も無駄だから岩場の近くに住んだ方がよくね?」という至極合理的な理由があったのです。

「子育てするなら田舎がいい」という嫁の希望とも一致し、「じゃあ東京を離れて山梨か長野に引っ越そう」と提案したところ「雪がイヤだから無理」と一蹴されまして。そこで、日本でも有数のクライミングスポットがあり、かつポカポカ暖かい南国宮崎を第一候補に挙げたわけです。

そんな思惑を胸に参加した移住ドラフト会議では、見事、岩場に一番近い渡川チームから指名をゲット。渡川はけっこう雪も降るらしいですが、五ヶ瀬ハイランド(日本最南端のスキー場)も近くにあるし、嫁も文句は言わないでしょう。あいつ、みなみちゃん大好きだし。(みなみちゃん知らない人はググってください。惚れます)


ただ一点だけ、どうしても妥協できない問題がひとつ。なぜ渡川にはクライングジムがないのか。市内におしゃれなコワーキングスペースとかつくってる場合じゃないですよ。宮崎への移住を検討しているクライマーを根こそぎ囲い込むべく、まずはクライミングジムをつくる。渡川の地域おこしの第一歩は、まずそこからじゃないでしょうか。そんな切実な想いを込めて、もう一度写真を掲載して締めたいと思います。



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