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【甑島】南九州の原住民キシャバ族に遭遇
平成最後の夏、南九州で1万人以上が暮らしていると言われる伝説のキシャバ族を探してきた。どうも、甑島チームのスタジアム清掃員ヤマシタケンタです。なにやら、キシャバ族が騎射場のまちのどこかで集会をひらくというので、その集会に乱入してめちゃめちゃにぶち壊すことで、圧倒的な甑島チームの存在感を出すことに決めた。
※キシャバ族=鹿児島市騎射場地域に暮らす愉快な民族。のきさき市とかいう、めちゃくちゃナイスな、まちごとマルシェにしているイベントなどを開催しているけしからん素敵な部族。
なんだよ、どこにでもあるまちじゃねーか
騎射場といえば、鹿児島屈指の国立大学があるエリアだ。そのため、県内外からの学生も多く、たくさんの飲食店や住宅街も集まるエリアとして人気がある。いってみれば、移住者を毎年毎年、何百人規模で受け入れている移住にはもってこいの都市型の先進地域だ。
この、一見変哲もないまちのどこに魅力があるっていうんだよ。
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どこにもキシャバ族なんていないじゃないか。
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と、思ったそのとき!
族長「おい!ケンタ!またせたな!ようこそ騎射場へ!ここがお前の墓場にならないことを祈るぜ。このまちの仲間は、手荒い歓迎をすることで有名だからな。」
ケンタ「あなたがキシャバ族の族長こと、すべのアニキですか。まぁ、そんなに興奮せず、ひとまず危ないからその鉄砲は置きなさいよ。」
すべのアニキ「今、洗車してるんだよねぇ(水鉄砲 ぴゅーーーーーーー)」
ケンタ「うっ、」
ケンタ「いいから、はやくこどもたちに水鉄砲を返してあげてください。」
ケンタ「と、ところで、ここは今なにをしてるんですか?」
すべのアニキ「なにって、集会だよ。キシャバ族の。少なくとも年に2、3回はこうして地域住民で集まって顔を見合わせてんだよ。」
ケンタ「いやいや、こんなまちなかで大人もこどもも老若男女集まって、水遊びして、なにを楽しそうに、日曜の昼間からビールを飲んでるんですか。最高かよ。まじで。」
根室のサンマ!!たいしたこたねぇ、木箱で買っただけだ。
ケンタ「ま、まじっすか(今、おしゃれにパスタランチしてきたとこなんだけど・・・まさかの展開で、ランチ終わりにサンマを食す・・・ハメられた、これが噂で聞いていたキシャバ族の手荒い歓迎か・・・)」
おっちゃん「木箱は350円だ」
ケンタ心の声「くぅ・・・絶対うまいうまいやつだ。お腹はすいてないが、ここで食べるのが、礼儀ってやつだ。甑島チームが無礼だと思われてはいけないからな。」
おっちゃん「うまいだろ、うちのばあちゃんが作った赤飯もあるからな」
ケンタ「あっ、はいっ!最高です!ありがとうございます!ちょうどお腹空いてたんです!ちょうど、赤飯とか食べたいなっ、なんて!」
サンマ30匹ぐらいとサザエと松茸と牛タンもあるよ!
キシャバ族の若頭たち「ケンタくん、あとサンマ30匹ぐらいとサザエと松茸と牛タンもあるよ。今から焼くね。」
ケンタ「はい!最高です!最高です!最高です!!!キシャバ族の族長に感謝いたします。キシャバの皆さんに感謝します。もう、騎射場様に足を向けて眠れません。」
と、いうわけで、最後は燻されたジャケットとシャツをくまなく互いに友好の証として、ファブリーズかけあいの儀式でお清めをして、すべのアニキと私はビジネスマンとして、かごしまのまちに消えていくのでした。
最後に一言いわせてください。
騎 射 場 ! 最 高 か よ ! ! ! ! !
移住者に優しいまち。鹿児島市騎射場。大きなまちで小さなコミュニティという居場所をつくるすべのアニキ。キシャバ族の皆様。甑島の次に最高でした(笑)本当にありがとうございました。
番外編
キシャバ族のおかみ。すべのアニキの愛する妻とも言う。こちらの人妻を人質に、これから面白い企画が始まりそうです。10月も甑島、騎射場の交流戦をお楽しみに。