トラウマとの向き合い方
こんばんは。
そういえば先日、職場でこんな話が出てました。
「私、指を指されるのが本当に苦手で・・・。」
別の方からしたら、「え?なんで?別に普通じゃん。」と、いった様子。
確かに、指を指した方は相手を指摘したり、ダメ出しをしているつもりではなかったのかもしれないですが、受け取り手はネガティブな捉え方をしてしまっている様子。
昔はケースバイケース、その時の内容や心境でどっちかの気持ちは分かるけど、もう片方は分からないという感じでした。🙄
今はどうかというと、
「両方の気持ちがわかります」
それは、人の潜在意識や捉え方の勉強をかれこれ5年程してきて、
MLCでも約2年学んできたので。
かくいう自分もトラウマがたくさんあります。
容姿のこと、過去の失敗、人に言われたりされたこと、、、
上げ出したらキリがないし、その中で消化できたものもあれば、
いまだに出来ていないものも正直あります。
ただ、ここ数年間で消化できるペースが上がったと実感してます。
トラウマはどのように生まれ、どのように消化すれば良いのでしょうか?
今回はそんなお話。
産まれながらトラウマ持ってる人はいない
これって、言われてみると納得なんですが、
言われてみるまで意外と気づかないこと。
そう、人は産まれた瞬間からトラウマは持ってないんです。
「オギャー!」と、産まれて抱き抱えられた瞬間に、
「(あぁ・・・人が苦手。。。嫌だ、、、嫌だ、、、)」
「(会話できる自信もない。。。日本語・・・むずかしい・・・)」
「(隣の赤ちゃんに比べて自分は可愛くない・・・親に捨てられる・・・)」
そんなことを初っ端から思っている赤ちゃんはいないわけです。
最初はみんな真っ白なノートのような状態。
そこから、様々なことを経験していく中でノートが書き足されていき、
意識が形成されていくんですね。
その中でネガティブなことが「トラウマ」として残るわけです。
つまり、あなたを形成している「意識」によって、
「トラウマ」というものが作られていきます。
逆に「ポジティブなこと」も同時に作られていきます。
それは「自信」に繋がりますね。🙄
脳は主語を認識できない
では、そんな意識に最も影響を与えているのは誰でしょうか?
一般的には1番身近な「親の影響」を受けることが多いです。
なぜかというと、1番新鮮な時に1番長く濃い時間を一緒に過ごしているからです。
次に多いのが親戚や先生、友人関係。
こういった小さい時に深く関わる人からの「言葉」で「意識」は形成されていきます。
なので、実は今、私たちが持っている
トラウマはこういった「人付き合い」から生まれています。
例えば、事あるごとに
「君はバカだねぇ〜。」
「そんなこともできないの?」
「グズでノロマだね。」
と、言われ続けたらどうなってしまうでしょうか?
その人は自分のことを
「あ、自分は他と比べてバカでグズでノロマなんだ。」
と、捉えてしまうことで「自分は頭が悪い」というトラウマが出来てしまい、
授業で発言ができなくなったり、何かやるにしても自信がなくなったり、意見を求められても答えることが出来なくなってしまいます。
これってとても勿体無いし、残念なこと・・・。
例えば、
「君って個性的で魅力があるね!」
「前よりできるようになったじゃん!」
「丁寧にやってくれるんだね!」
と、いった言葉に書き換えてみてはいかがでしょう?☝️
これなら、「ポジティブ」に力を引き続き発揮できそうですよね。
また、こういった言葉は発言している人自体もダメージを受けたり、
それを聞いているだけの人にも影響を与えたりします。
なぜかというと脳は主語を認識できないのです。
「Aさんはバカでグズでノロマ」
こういった言葉が周りで出た場合、それを聞いた関係ない人の脳には
「バカでグズでノロマ」
の部分しかインプットされません。
主語が入らないんです。
なので、人が怒られている場を見たり、責められている場を見ると良い気分がしないのかもしれないですね。
結局、職場の方も父親と母親の関係が悪く、父親が高圧的に母親に指を指して当たり散らしている光景をずっと見ていたため、
「指を指す=悪いこと、怖い、恐怖」
と、いった方向でインプットされてしまったんだと思います。
でも、これってその人自身は別に悪くないですよね???
なので、言葉選びってすごく大事なんです。
と、いうわけで次回のMLCパートは、
『トラウマの消化方法』について書きますね。(^^)
とにかく、抱えているものを一緒に降ろして、
自分らしく生きていけるように一緒に頑張りましょう!💪