もりまる

もりまる

最近の記事

【TEX】シャーザー離脱。ベストな補強はあの荒れ球剛腕か?

テキサス・レンジャーズ担当のもりまるです。ワールドシリーズ制覇したことで注目度が微増?してそうなこともあり、来年はもう少し更新頻度を上げていきたいです。 来季の見通し、まずくない?さて大谷がドジャースに行ったので、グローブライフフィールドでホームランを打ちまくる姿はしばらく見ずに済みそうですが、レンジャーズの編成は早くもほころびを見せています。タイトルのとおり、シーズン終盤に負傷したシャーザーのその後の状態が思わしくなく、ヘルニアの手術が決定。これにより復帰は7月くらいにな

    • 【TEX】レンジャーズ大谷翔平が誕生するとしたら

      ワールドシリーズ制覇したとはいえ、レギュラーシーズン90勝で地区制覇も逃し、そのチームからFAで大量に戦力が流出。30球団ワーストクラスのリリーフ陣にテコ入れしないと夏にはチームがボロボロ担っている可能性もなきにもあらずという情勢で、他球団ファン同様にオフの補強が気になるレンジャーズ担当・もりまるです。 ジョシュ・ヘイダーの移籍先予測で大体レンジャーズが上がるくらい大物のリリーバーが必要なチームであり、リリーフの頭数自体も欲している中で、とある選手の移籍先にも浮上している

      • 【TEX】つかみそこねた指輪に手が届いた日

        2011年のワールドシリーズ第6戦、あとワンストライクで戴冠というところまで行きながらカージナルスに逆転されるバッドエンディングから12年。ついに……ついに!念願のワールドシリーズ制覇を成し遂げてくれました!! すみません、更新をあまりしないレンジャーズ担当のもりまるです。 振り返れば地区優勝待ったなしの情勢から投打主力の故障に加えて、元々不安だったリリーフの深刻な不振にも悩まされて最終戦で地区優勝を逃すあたりは本当に勝負どころで脆い……と頭を悩まされましたが、ポストシー

        • 【TEX】シャーザー獲得がWin-Winになりうる理由

          諸事情で更新が途絶えており恐縮しているレンジャーズ担当のもりまるです。半年あまり更新できていない間にレンジャーズは野手陣が全員キャリアハイを叩き出す勢いで打ちまくり、想定以上の快進撃で地区優勝を大本命のヒューストン・アストロズと争っている状況。 その間にもジェイコブ・デグロムのトミー・ジョン手術という早すぎる離脱、レンジャーズ野手陣によるオールスタージャック、7月早々に不安すぎるブルペン補強として全盛期の球威を取り戻したアロルディス・チャップマンの獲得などイベントは盛りだく

        マガジン

        • MLB30球団ファン合同note
          2,471本

        記事

          【TEX】割れ物注意が多いと先発は多いに越したことはない

          もはやどこのチームかわからない先発ローテーションになったテキサス・レンジャーズ担当のもりまるです。年の瀬に一本書いていこうと思います。 補強ポイントはやはり先発だったまずWAR(引用:Fangraphs)という著名な総合指標でレンジャーズを見てみると、 野手 18.9(全体17位) 内野手:シーガー、セミエン、ロウで11.7 外野手:アドリス・ガルシア、タベラスで5.0 捕手:ジョナ・ハイム2.8 先発 5.8(全体26位) ペレス、グレイで5.0 救援 3.1(全体

          【TEX】割れ物注意が多いと先発は多いに越したことはない

          【TEX】アストロズは3年後も脅威。それがデグロムに賭ける理由となる

          去年もこの時期に1日でものすごい補強してたなと思い出したもりまるです。日本時間12月5日に開催予定の各チームの首脳陣が集うウインターミーティングの2日前、MLB最高の投手であるジェイコブ・デグロムがレンジャーズと5年185M+1年37Mのオプション(行使条件は現在不明)で契約合意しました。 ジェイコブ・デグロムとは 普通のエース時代(2017年まで) 2010年のドラフト全体272位でニューヨーク・メッツが指名し、その年のうちに肘の靭帯を修復するトミー・ジョン手術を受け

          【TEX】アストロズは3年後も脅威。それがデグロムに賭ける理由となる

          【TEX】ドラフト、トレード。意外とうまくいったこの2ヶ月

          ご無沙汰しております。前回更新時点で不振を極めていたセミエンもあれから2ヶ月の間にfWAR2.0付近の水準まで到達し、およそ3.0くらいでシーズンを終えそうでひとまず安心のもりまるです。シーズンは90敗するかしないかのラインにとどまり、こちらも概ね想定内。今回の更新は時系列順にドラフトはよくわからないので軽め、主にトレードデッドラインについて記載していきます。 ドラフトシーガーとセミエンの獲得によりドラフト2、3巡目指名権喪失した状態で望んだ22年ドラフトは、上位選手および

          【TEX】ドラフト、トレード。意外とうまくいったこの2ヶ月

          【TEX】セミエンに待望のシーズン初ホームラン(チーム45試合目)

          更新のきっかけをつかめず、21年オフの大型補強組ワーストクラスの不振にあえぐセミエンがホームランを打ったらnoteを書こうと決めていたテキサス・レンジャーズ担当です。昨年162試合で45HRの選手が44試合目にしてはじめての一発(グランドスラム)ということで、筆を起こした次第。今回はレンジャーズのここまでの戦いぶりを振り返っていきます。 投高打低その前にまず今シーズンがどういう状況なのかはなんとなく気づいていると思いますが、近年とは投打のバランスが異なります。ボールの加湿に

          【TEX】セミエンに待望のシーズン初ホームラン(チーム45試合目)

          【TEX】22年のスタンスを示す労使協定成立後の補強

          労使協定が成立して2週間経ってからnoteを書き出すテキサス・レンジャーズ担当です。今回は労使協定後の補強を整理します。前回の記事で取り上げた大型補強と比較して小規模な動き、すなわち前年度102敗チームにふさわしい動きを見せたと思います。 投手の補強 先発 ・マーティン・ペレス(1年4M) ・マット・ムーア(マイナー契約) リリーフ ・ギャレット・リチャーズ(1年4.5M) ・グレッグ・ホランド(マイナー契約) ・ブランドン・ワークマン(マイナー契約) 今シーズンを安価で

          【TEX】22年のスタンスを示す労使協定成立後の補強

          【TEX】レンジャーズが大型補強に踏み切ったワケ…は不明

          次の話題を書こうとしている間に次から次へと事態が動き、以前の投稿の末尾に書いた内容が書けなくなっていく。そんな予想外の動きをしてくれたテキサス・レンジャーズ担当です。 補強を時系列順に さて、のんびりと3年契約以内でマイク・マイナー、ランス・リン、カイル・ギブソンの四番煎じは誰がいいかと考えている矢先のことでした。 え? 60勝102敗のチームが年俸総額を100M追加すると息巻いて誰が信じるでしょう?私もなにかの間違い、もしくは怪気炎を発してマリナーズあたりの邪魔をしに

          【TEX】レンジャーズが大型補強に踏み切ったワケ…は不明

          【TEX】2021年の発見とオフの動き方(前編)

           お久しぶりです。最も更新頻度が低いことで知られるレンジャーズ担当のもりまるです。前回投稿から3ヶ月たちました。そして、投稿の末尾にこんな記述がありました。  近日中に21年ドラフト最高の契約金で全体2位指名右腕、往年の名投手アル・ライターの息子のジャック・ライターを獲得したドラフトに関して振り返りますので、お楽しみに。  すみません。旬が過ぎたことと、レンジャーズの投手トッププロスペクト育成メソッドに則ってドラフト年は全休ということもあり、1登板もしていないこと、あと面

          【TEX】2021年の発見とオフの動き方(前編)

          【TEX】Mission Complete. 21年レンジャーズは「よく頑張りました」

           こんにちは。不定期更新のテキサス・レンジャーズnoteです。  レンジャーズは日本時間8/2の試合時点で38勝67敗、これは大方の予想通りで特に話題にすることもないでしょう。トレードで投打の主力を放出し、さらに加速します。  今回の投稿では、春先に投稿した【TEX】今年はプロスペクトの確保が目標(前編)と(後編) という目標が達成できたか、トレードデッドラインをまず振り返ります。もしよろしければ、あらためて記事を読んでいただけますと幸いです。今回の記事はトレードデッドラ

          【TEX】Mission Complete. 21年レンジャーズは「よく頑張りました」

          【TEX】23勝38敗。シナリオどおりである

           ご無沙汰しています。おそらく最も更新してない担当者もりまるです。  MLBのシーズンも1/3ほどが終わり、テキサス・レンジャーズはアウェイの連敗記録を15としてチーム記録まであと1つの地区最下位。全体で3番目に低い勝率ということで、開幕前の誰もが思っていたように地区制覇などは難しい状況です。  しかし、何も問題はありません。先日書いた今年はプロスペクトの確保が目標のとおりに進んでいるだけのこと。今年は ・買い手チームから見てトレード対価が安く済むコントローラブルな選手

          【TEX】23勝38敗。シナリオどおりである

          【TEX】今年はプロスペクトの確保が目標(後編)

           前編では、今年上位進出の見込みがないチームにおいて、数年後のビジョンに沿ってプロスペクトを溜めることが今季の目標と書きました。後編では、そのプロスペクトをどうやって集めるかという方法を紹介します。 1.2022年のドラフト ルール4ドラフト、アマチュアの学生を指名する普通のドラフトのことです。前年の勝率が悪かったチームの順にドラフト候補を指名していきます。途中にクオリファイイングオファー(説明すると長いのでググってください)の補償や、戦力均衡ラウンドと呼ばれる要するにあま

          【TEX】今年はプロスペクトの確保が目標(後編)

          【TEX】今年はプロスペクトの確保が目標(前編)

           お久しぶりです。  4試合連続グランドスラム被弾から次は2試合連続の被ノーヒッターが期待されているテキサス・レンジャーズ担当もりまるです。  メジャーリーグが開幕して10日ほど立ちました。贔屓のチーム、贔屓の選手が躍動する姿を、ファンの皆様はこの日を待ち望んでいたことでしょう。  一方、このnoteの主人公であるレンジャーズの勝利を熱心に祈るファンにとっては過酷なシーズンの始まりといえるでしょう。今年のチームは100敗はおろか、1973年に記録したチーム史上最悪の10

          【TEX】今年はプロスペクトの確保が目標(前編)

          【TEX】note開始にあたって

            MLB30球団ファン合同note企画でお声がけをいただき、テキサス・レンジャーズを担当します。よろしくお願いします。  まず本noteのスタンスから紹介します。 ・推敲をろくにしません。誤字脱字はしれっと直します。 ・裏取りは最低限します。ただしサボることもあります。 ・分析力や選手を見る目はありません。 ・投稿頻度は他の方より少ない可能性が高いです。 ・酒のつまみ程度にレンジャーズを眺める方にオススメです。  心の底からチームを愛している人には推奨できません。  

          【TEX】note開始にあたって