サブカル大蔵経562松崎智海『だれでもわかるゆる仏教入門』(ナツメ社)
各宗派ごとの対談が素晴らしいのですが、特に、天台宗と臨済宗の、宗教としての錬成度と説得力が魅力的に感じられました。それを引き出した著者の人徳が伺えます。こういう方が同じ真宗にいてくれるのは、誇らしいというか頼もしいです。
この一連の作業、「同人誌」制作に似ていると思いませんか?私は、お釈迦様没後の仏教とは「あまりにも原作が素晴らしいため続編を熱望されるも、公式(原作者)からの供給が止まってしまっているため、やむなく始まった同人活動によって多数の天才作家さんが誕生し、人々を幸