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メトロポリタン美術館の館内ガイドアプリをリニューアル 来館者のUX向上に寄与

▼クライアント
メトロポリタン美術館 様
https://www.metmuseum.org/

▼業種
消費者サービス教育・学習支援社会教育

▼サポート内容
公式アプリ『The Met』のリニューアル(設計デザイン開発

▼DXの分類・目的

既存事業(既存市場×既存資産)製品・サービスの改善

▼キーワード
アプリリニューアルUXデザインマテリアルデザイン

創立150年の歴史を持ち、世界各地の文化遺産を包括的に所蔵している「メトロポリタン美術館」。絵画から服飾にいたるまで200万点以上を収蔵し、規模・内容ともに世界屈指のコレクションを持つ美術館だ。

モンスターラボは、館内ガイドアプリ『The Met』について、既存のiOSアプリをベースにしたAndroidアプリの開発プロジェクトに参画。のちにiOSアプリのリニューアルも担当した。

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■課題

開発プロジェクトは当初、iOS版でリリースしたアプリをAndroidアプリへ移行する目的でスタート。しかし、メトロポリタン美術館の構想に合ったマップ機能が実現できていないなど、主にUXデザインにおいて改善の余地が残されていることが判明した。

モンスターラボは、既存アプリに関するユーザーインタビューを実施。UX改善を反映したアプリ開発に臨んだ。

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■ソリューション

Androidアプリには、iOS版に搭載されていた展示案内やアクセスなどの各種情報、チケット購入機能、会員向けコンテンツに加え、新たに館内マップ機能を実装。ユーザーは、鑑賞したい作品の展示場所を簡単に把握できるようになった。

Androidアプリには、Googleが推奨するマテリアルデザイン(※)に準拠したデザインを採用し、ユーザビリティの向上を図った。

※Googleが2014年から提唱してきた新しいUXデザイン概念。マテリアル(物質上の、物質的な)という言葉通り、Webページなどに現実世界での物理的法則を取り入れ、ユーザーが直感的に操作しやすく見やすいデザインを実現する目的で活用されている

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■結果

リリースしたアプリは、ユーザーだけでなくメトロポリタン美術館も簡単に操作することができるものとなり、来館者のアート体験を豊かなものにしただけでなく、運営側の情報発信も容易になった。

アプリデザインは、Googleのマテリアルデザインを採用したことでユーザビリティが向上し、同時に、Google Play上でおすすめアプリとして表示されるようになった。

アプリを活用したUX向上を評価したメトロポリタン美術館は、既存のiOSアプリのリニューアルをモンスターラボに依頼。同様の機能をiOS版にも実装した。

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(情報公開日:2019年5月2日)

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事例についての問い合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)のご相談は以下からご連絡ください。

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