苦しんだ早朝、それでも向かう

2025年1月12日（日）

早朝4時過ぎ。
再度腹に来る激痛で目が覚める。
この痛さは間違いない。
昨年3月に起こった尿管結石の症状だ。
ガマンせずに救急車を呼ぶ。

5分ほどで到着するも、救急外来の受け入れ先がなかなか見つからず。
車内待機中、一度は痛みが和らいだものの受け入れ先が決まってからは、今までよりもとんでもない痛さで全身が襲われる感じ。

到着してベッドに移動するも、当直の医師は一人のため、看護士が献身的に面倒をみてくれる。ありがたい。

CTスキャンを撮り、まさに腎臓から尿管へと結石が通過する状況。
これが膀胱まで落ちないと痛みは治まらない。
気づけば痛みが治まったので精算。
旅行直前の出費はきつい。

そして帰ろうとしたら、初めて来た病院なので土地勘が掴めず。
しかも周囲はまだ暗いし住宅に囲まれている。
何年かぶりにタクシーアプリを起動。
ものの5分ほどで到着。
マップアプリでも確認したが、駅まで歩けば30分。
今の私には苦行だ。
スマホに感謝。

6時ごろ、自宅に到着。
排尿をしたら問題なし。
どうやら結石は取れたようだ。

旅行の支度をして、7時ごろ出発。
日曜日朝は結構満員。
途中の駅で席が空いたので、終点までは座れる。
JRに乗り換えて品川で下車。
駅弁を食べたいけど、食欲が湧かないのでポカリと柔らかそうなパンのみ購入。

新幹線のりばへ行き、乗車するのぞみが来るまで待機。
10分後に到着。
自分の座席に座り、午前中の用事のため、スプレッドシートにWEBの情報を入力していく。
実に面倒くさい！
途中、小腹が空いたので小休止。
急激に睡魔に襲われたので仮眠。
目覚めたら名古屋。
再び作業。
目的地の新大阪に着く前になんとか終了。

新大阪駅に到着。
御堂筋線に向かって、とにかく広い駅構内を歩く。
何度か来たことはあるものの、久しぶりなので少し迷う。
それでも予定通りの電車には乗車。
梅田駅で下車して、目的地まで歩く。

梅田スカイビル

まずは仕事関係のイベントに訪問。
担当者へのご挨拶や雑談などをして、イベント参加者へのご挨拶。
システム変更に関わる質問を受けて、その場で対応など。
プライベート旅行でも仕事をする私は立派な社畜だ。
3時間ほど居て、急激に腹が減ったこともあり、ここでおいとますることに。
ホテルのあるなんば駅で下車。

黒門市場を歩くと、海外からの旅行者ばかり。
そしてどこもかしこも天ぷらを販売している。
なんだか面白い光景だなと。
そして、ようやく寿司屋に到着。

上寿司、単品、あら汁を付けて、日本の台所を味わう。
寿司はうまい！
大満足。

ようやくホテルに到着。
会食まで時間があるので仮眠を取る。

アラームが鳴る。
ぐっすり眠れた。
支度をして、会食場所へ向かう。
斜向かいになんばグランド花月があるので、明日観覧する公演のチケットを発券しようとするも、すでに受付は終了とのこと。
お店に向かうとお相手とばったり。

数年前からネット上や電話では何度も話していたが、直接お会いするのは本日が初めて。
ご挨拶をしてから、仕事の話やこれからなどをとことん話し合う。
料理もかなり美味しく食べ過ぎてしまうほど。

どこか行きたい所はありますか、と聞かれたのである場所の風景だけを見たいと告げ、タクシーで移動。

完全に異世界。
隣には普通に一軒家やマンションがあるという不思議な空間。
欲望にまみれた男性ばかりの中、案内をしていただくが、お腹に痛みが走る。
しばし休憩をさせてもらう。
まだ結石が留まっているようだ。
幾分か治ったので、散策を再開。
独特のライティングとメイクでみんなキレイに見えて気持ちが揺らぐが、幸か不幸か腹痛のため、そんな気も起こらず当初の目的どおり風景を目に焼きつけることはできた。

働く人には働く理由があり、続く限りは存続に動く組合の思い、そこに何かがある某政党、そして満たしたい客…。
需要と供給や時代背景があり、これからも残されるであろうこの異世界。
なんだか不思議な経験をした。
おそらく私がここに足を運ぶことは無いと思う。
カッコつけているとかではなく、ついつい俯瞰で周りを見つめると醒めてしまうからだ。

ホテルに戻り、お相手にお礼をして解散。
これからも長い付き合いになるので、密に連絡は取るようにしていこう。

部屋に戻り、風呂に入って一服していると、また腹痛が来たので座薬を投入。
ものすごく汗をかいて苦しむもいつの間にか就寝。
だが、床が変わったせいか何度も目が覚めてしまい…。