デビュー November 06, 2005
今日デビューしました。
ギターを。
いやぁ、楽しかった。
結局4時間ちょっと、格闘してました。
途中何度か教えてくれた人が「えっ?まだやるの?」って顔してたけど、
あまりにも楽しくて気付かないふりしちゃいました。
ツタヤ行けなくてごめんなさい。
考えてみたら大学入ってから今まで、私の周りはバンドしてる人ばっかりでした。
おかげでスリップノットやパンテラとか、もう間違いなく自分からは聞かないであろう音楽を学校の帰り道のバスで無理矢理聞かされたり、
学食でのどかにお昼ご飯を食べているにもかかわらず、8ビートの練習をさせられたり、カラオケに行っては、首の骨が折れるんじゃないかっていうぐらい頭を前後に揺すられたりしました。
いや、よく思い出してみたら全部同一人物でした。
きっとバンドマンでも、そんなに害ない人もいるはずですね。
まぁとにかく周りがそんな環境だったにもかかわらず、
私自身は一切楽器とは無関係な日々を過ごしてました。
ギターを弾く人とお付き合いしても、
その人が練習の帰りと言ってギターを私の部屋に持ってきても、絶対触れませんでした。
理由は、弾けないのが悔しかったから。負けず嫌いなだけです。
今日なぜかわからないけど、ふと転がっていたギターを手にしてみました。
この前見た椎名林檎のプロモでギター弾いてる彼女が可愛すぎたとかそんなヨコシマな理由ではないです。
もちろん最初はまともな音が出ず、相方さんに「シズカちゃんのバイオリン状態だね」と、あんまりうれしくない誉め言葉を頂きました。
で、試しに「どうやって弾くの」と、初めて聞いてみました。
ちなみに私が他人に教えを乞うのは結構珍しいことなんです。
完全に自分の力じゃお手上げって気付くまで絶対聞きません。悔しいから。
その上、自分の力じゃどうにもならないって気付くのに半年位かかります。
今日はお手上げ感満載でしょうがなく聞いてみました。
で、まともな音を出したくてひたすら弾いてました。
隣で素敵に弾いてる人にも負けたくなかったから。
音が出るようになってからは、私のしょうもない負けず嫌いなんか関係なく、
純粋にもっと弾きたいって思って練習してました。
指がちぎれるんじゃないかってふと思いました。
最終的に、一曲創ってもらい、今日からそれを練習することになりました。
23才にして、まさかこんなデビューがあるとわ!って感じです。
そのうち各地に披露しにいきます。その時は聞いてあげてください。
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