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大幅年収ダウンから1000万円捻出した予算の組み方のポイント

現在40代後半の扶養内パートで働く主婦、nagomiです。
同じ歳で会社員の夫、大学生の一人息子との3人で暮らしています。
 
突然の年収約150万円ダウンの危機から8年間で、何とか学費など
子どもの為に合計1000万円ほどの捻出に成功した私の体験を
失敗談と成功例をもとにお伝えしたいと思います。
どうすればお金に困らない生活ができるのか、少しでもヒントになれば
幸いです。

【1か月の予算を組んでみる】

1か月の支出が見えてきたところで、次はその金額を参考に予算を
組んでみましょう。
実際には家計簿をつけていた3項目以外に、「家賃(住宅ローン)」
「車のローン」「生命保険料」などの毎月固定の金額の支出、
「光熱費」「通信費」などの毎月変動する支出などがあります。
それらを家計簿の3項目と共に予算を組んでいきます。

その時に大切なのは、「食費」「日用品」「その他」に加えて
「貯蓄」の項目も設けておくこと
です。 
        
この合計が1か月の収入を超えないように予算を組んでください。
「光熱費」「通信費」などの変動する支出は、1年間の平均金額でも
いいですし、1年間の中で一番高い金額を設定してもOKです。

【理想とされる家計の割合は?】

表のようにボーナスを除く収入の80%で生活するのが理想です。
残りの20%やボーナスなどは貯蓄や投資などにまわすべきお金となります。
 
ただ、お子さんがいらっしゃる場合は中学生~大学生の時期はなかなかに
お金がかかる期間になりますのでこの割合が変わってしまうのは
致し方なしです。
とはいえ、削れる部分は削って、例え1%でも貯蓄にまわせれば
気持ち的にはかなり楽になると思います。
間違っても赤字にはならないようにしてくださいね。

【家計の見直しで優先すべきは?】

適正な家計の割合を目指す時、全部の項目を一斉に見直すなんで
無理ゲーですよね。
じゃあ一番最初は一体何から見直せばいいのか?
 
答えは固定費の見直しから!!!
 
住宅ローン…金利引き下げ交渉or借換えを検討
 ネット銀行の住宅ローンは金利が低めなので、審査申し込みをして審査を
 通れば、それを材料に現在住宅ローンを組んでいる銀行などに
 引き下げ交渉をしてみましょう。
 万が一交渉が決裂しても、審査の通っている金利の低い金融機関に
 乗り換えればOKなので低リスクな家計見直しです。
 
保険料…病気になっても実はそんなにお金はかかりません。
 保険は掛け捨て保険で充分なのです。
 公的保険について勉強すれば、いかに無駄な保険料を払っているのかが
 理解できます。
 保険については今後詳しくご説明する機会を設けますので、
 少々お待ちくださいね。
 
自動車…車が本当に必要かも含め検討してみましょう。
 使用頻度によってはタクシーを利用するほうがお得な場合があります。
 自動車保険も見積もりをとって、より安い保険に乗り換えましょう。
 
お小遣い…健康の為にもタバコを控える。
 外食ランチを減らして、時々お弁当を持参する。
 化粧品や美容院のコストを見直しする。

【自分の価値観と向き合って!】

誰しも譲れないこだわりってあると思います。
そういう部分にお金をかけられるようになるためにも家計管理って
大切なんです!
削れる部分は削って、本当に使いたいところにお金を使える人生に
しましょう。
 
その為には、今お金をかけていることが本当に自分に必要なものなのか、
内なる自分に問いかけてみることが大切です。
例えば、車は本当に新車の大型車が必要?
移動手段と割り切るなら、中古の軽自動車ではダメなのか?
ただの見栄で購入していないか?など。
 
自分が人生の中で重きをおきたい部分はどこなのかと向き合ってみると、
家計改善ができるだけではなく新しい発見や気づきがあるかもしれません。
ぜひ自分と向き合ってみてください!

【予算を大幅にはみ出す愚か者な私…】

とはいえ、決して無理はしないことが肝心です!!
節約仙人のような方からは「甘いっ!!」とお叱りを受けそうですが、
続かなければ意味がありませんから。
私も含めて多くの人たちは仙人ではなく、凡人です。
最初は少しくらい予算をはみ出してもいいんです。
(収入からははみ出さなさいでくださいね)
予算内でおさめる為には、慣れるための時間が必要です。
 
でも、私のようになってはダメですよ!
家計の見直しのやり方を知る前は、予算はみ出しまくり。
2年間で約100万円の貯金を切り崩すという、地獄の沼に落ちました。笑
それなのに当時は「赤字を100万円で抑えられた」と自画自賛…
とんだ愚か者です。

【そして藁をもつかむ思いで相談に出向く】

平凡な頭で考えるのは限界がある事にやっと気がついた愚か者の私はプロに相談することにしました。
無料FP相談会に行き、地元のFP協会が主催する無料セミナーにも何回か
参加しました。
実は今回の予算の考え方は、そのセミナーで教えてもらったことでした。
そして予算内におさめようと頑張り出してから、何とか少しずつ貯蓄が
出来るようになってきました。
失敗した2年間は食費と日用品のみ何となくの予算を立て、内容の曖昧な
その他の費用は完全に放置でした。
全く見直されず放置された項目に対して「節約」などという概念はなく、
以前と同じようにどんどん出ていく一方でした。
しかも食費・日用品の節約を頑張っているつもりでしたが、予算内に
おさまる月はほぼ無し…
そりゃ、貯金を切り崩すことになりますよね(^_^;)
最初から正しい家計管理を学んでいれば、もっと資産は増えていたはず…。
 知識って本当に大切なのだと、身をもって知りました。

最後にちょっと無料のFP相談について注意を。
自ら出向いておいて矛盾している事は重々承知なのですが、
みなさんは無料のFP相談は行かないほうが良いかもしれません。
なぜなら、必要のない保険商品を営業されてしまう可能性があるからです。
私は幸いそのような営業はされませんでしたが、家計の相談に行って余計な保険料が増えてしまっては本末転倒ですからね…。

【次回は、保険料の見直しについてです!】




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