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「色なき風」

秋の風は色がないと言われます。


日が暮れるのも早くなるこの季節。


ひんやり冷たい風を受け取ると、一年が終わりに近づいているんだなあとほんの少しさみしさを感じます。



と言いましたが、ほんとうは秋になると、
「感傷的な気分に浸る自分」になってみたいだけなのかもしれません。

というのも、私は秋から冬にかけての季節が一番好き。


深みを増していく青空に、色とりどりの紅葉、食べ物は何でも美味しい。
ハロウィン、クリスマス、お正月。
特別に個性的なことはしませんが、イベントにかこつけて、食事を豪華にするのが楽しみです。

ことしは、どんな思い出を作ろうかな。

色なき風、本来の意は、秋のわびしさを表しますが、これから何色にでも染められる、未来ある風と捉えてみるのはいかがでしょうか。

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