ドイツの皆さんのサッカーへの愛
この間、ドイツで仕事をしている従兄弟と連絡を取る機会があり、ドイツで1番のスポーツであるサッカーについて聞きました。
私はスポーツの育成について考えるのが好きで、前回投稿した
の著者である氏原さんに、サッカーコンサルタントの幸野健一さんの
『PASSION 新世界を生き抜く子どもの育て方』
を紹介していただいた。海外と日本のスポーツの捉え方の違いについて書かれており、とても興味深いなと感じていた。なので、直接海外の様子を従兄弟に聞いてみたかった。
結論、まさに!書いてあったこと!ということが、たくさん聞けたのでここに書いておきます。
サッカーを楽しむ
ドイツではサッカーを楽しむということが根底にあるよう。というか、スポーツ全般。彼は高校時代テニスをやっていたので、ドイツでもテニスをやっているようだが、ドイツの友達はワンプレーを楽しみ、勝負を楽しんでいると言っていた。
ドイツでは、いわゆる草サッカーのようなものも盛んなようだ。フィールドがあり、近くに飲み屋があるよう。皆でサッカーして皆で飲む。
実際この光景は日本でもあると思うが、彼がいうには
「人生の中にサッカーがある」
んだと。
仲間たちとサッカーをして、サッカーの話をしながら飲む。地域にはプロチームがあり、地域のチームを応援する。まさにサッカーを楽しむ人生だ。
日本にとってのスポーツ
日本人にとってスポーツの捉え方はどうなんだろう。
幸野さんは
『戦後、日本は学校教育にスポーツを持ち込んで「体育」としたために、日本人は“やらされるもの”という印象がついてしまったよね。』
この一文に、私にあったモヤモヤが解消された。なんで、日本はスポーツを心から楽しめないんだろうとずっと思ってた。
また、
『遊びだから、楽しいもの。だから、やめたかったらいつでもやめていいんだよ。』
と語られている。少年時代、野球が心から楽しみで週末を迎えてた。でも今は心から毎日練習を楽しみにすることがない。そんな状況が、少なくとも僕にはあった。
心から楽しめる野球
私は草野球チームに所属している。残念ながら、丸2年間活動できない状態だ。でも、それまでの活動は
楽しい
以外のなにものでもなかった。やってる最中も、終わった後も、飲み会も全部楽しかった。もちろん勝ちは目指すけど、まず楽しむが先かなと。
そんな野球環境は作れないかなと思う。
野球が心から楽しいから上手くなり、心から楽しいから礼儀や振る舞いについても成長する。野球が心から楽しいとなるような環境づくりを皆さんとしたい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。