ゴーヤかりんとう
昔、その土地の物産館で、地元の人が作ったゴーヤかりんとうを買って食べたことがあります。
甘くて苦くて、グミっぽい感触だったり、ボンタン漬けみたいな感触だったり…
ボンタン漬け自体が、あんまり知名度ないのかな?
ボンタン漬けは、ボンタンの皮の白い部分をアク抜きして、甘く煮たものです。
買った物は甘すぎるのですが、自分で作ると、甘さを抑えて作れるので、美味しくて何度も作りました。
そのまま食べたり、パンケーキに入れたり、ゼリーにしたりしてました。
しかし、とにかく手がかかるし、今はボンタンも手に入らないので作れません。
あー、大好きなボンタン食べたい‼️
私はゴーヤとボンタン、
実はどっちって比べられないくらい、両方好きなんです😅
ボンタンの季節は冬ですし、この辺ではほぼない。あっても高い!
さて、ゴーヤかりんとう。
意外と簡単にできます。
今回は、我が家で採れた、この子たちを使いました。
肉厚のゴーヤの方がいいようですが、厚めに切ればおんなじです。
半分に切ってタネをとって、1センチくらいの厚さに切ったもの、約500gあります。
沸騰したお湯に塩少々を入れてからゴーヤをいれ、一煮立ちしたらザルにあげます。
水を切ったら、180gの砂糖と和えます。
私はボールで混ぜましたが、深めのフライパンであえて、そのまま火をつけてもいいです。
フライパンに砂糖を和えたゴーヤを入れ、強火にかけます。
少しすると、かなり水分が出てきます。
これを時々混ぜながら、汁がなくなるまで煮ます。
ゴーヤは柔らかくなっているので、混ぜすぎるとぼろぼろになってしまうので、優しくね。
火の大きさや分量にもよりますが、強火のまま10〜15分くらいしたら、汁がほとんどなくなってきます。
汁気がなくなったら、火を弱めて、焦げないように気をつけてもうしばらく、煎る感じで炒めます。
こんな感じになったらいいかな?
ちょっと味見、
苦くて甘くて‥あっつ
これをバットに広げます。
これを1日半、天日と夜の冷房で干しました。
干す時間は、天気にもよるし、
好みで硬めが良ければ、たくさん干して、柔らかめが良ければ控えめに干してください。
私は、結構硬い方が好き。
今回は、もっと硬くてもいいけど、十分おいしいくらいの硬さにしました。
フェットチーネグミくらいかな?
それに適量グラニュー糖をまぶします。
私は、ビニール袋にグラニュー糖とできたゴーヤを入れて、フリフリ
こうして、ゴーヤグミできあがりました!
甘くて苦くて、かみごたえがあって、一度食べたらやみつきになります。
でも甘いから、1本とか2本でも満足します。
冷蔵庫に入れておけば結構もちますし😉
私は、ちょっと甘みを欲しているときに、1〜2本つまみます。
さて実は土曜日、このゴーヤかりんとうを使って、ふくれがしを作ろうとしました。
ふくれ菓子とは、鹿児島宮崎の郷土菓子。
いわゆる蒸しパンなのですが、
ベーキングパウダーではなく、重曹を使って作られています。
重曹の僅かな苦味が、またいいんです。
まず、小麦粉2.5カップと、黒糖2カップ。重曹小さじ1杯を、よく混ぜます。
黒砂糖はコレ
重曹はコレ
使いました。
別に黒砂糖じゃなくても、三温糖でも白砂糖でもいいです。
次に水1カップと、お酢25ccを入れて、よく混ぜます。この時蜂蜜大さじ2も、入れてもいいです。
卵1個を入れることもあります。卵を入れると少し硬めになり、もっちり感が少し減ります。
これを蒸すだけです。
今回はザルにクッキングペーパーを敷いて、流し込みます。
さてここに、先ほどのゴーヤかりんとうを…
そして40分、中火で蒸しました。
こうしてできたふくれがし。
あ、竹串を刺してみて、ねっとりした生地がつかなければ🆗
おいしそう!
あれ?
でも…
ゴーヤは???
切ってみると、ゴーヤ君は、1番下に沈んでしまっていました。
ちょっと多すぎた黒砂糖と、ゴーヤの周りの砂糖で下 底の方に、密となって固まってしまっていて、その中にゴーヤの姿が…
失敗です‼️
ゴーヤが表面に乗っていて欲しかった。
ここで失敗した原因を考えてみる。
①黒砂糖多すぎた。1.5カップでよかった。
②ゴーヤはしばらくして、表面がかたまりかけたころに、一度は他を開けて載せればよかった。
失敗だったから、美味しくなかったかといえば…
すっごく美味しかった。
久しぶりのふくれがしでした。
ゴーヤ入れなければ、普通のふくれがしですので、皆様も是非作ってみてください。
ちなみに昔は材料も測らずに適当に作ってました。
重曹さえ入れれば膨らむ的な…
ただ重曹を入れすぎると苦くなるので、ご注意下さい。
一度は食べてもらいたい、ゴーヤのかりんとう。
蒸しパンとは一味違うふくれがし。
ふくれがしは、白砂糖でも、抹茶を入れたり、よもぎ粉入れたりしても美味しいです。
ぜひ作ってみてくださいね😉
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