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三匹の娘ブタ 5 「学生の洗礼」

久しぶりの「三匹のブタ」です。
気づいたら第五弾となっていました。

三匹の娘ブタ(コブタ)とは、学生時代ころころと太っていたミクジとヒトミとセイコの仲良し三人組の思い出にフィクションを加えたお話です。

初めての方のために、第一弾はコチラ

その後豆まきをしたり(第二弾)パチンコしたり(第三弾)、巫女さんのバイトしたり(第四弾)して、楽し過ごしておりました。

しかし、三匹の娘ブタちゃん達の寮生活は、1年で終わりとなりました。

それは、あまりに寮則が厳しく、サークルをしながらでは無理だったからです。
どんなに厳しい寮だったかは、こちらの記事をご覧ください。

さて、前置きが長くなりましたが、これはミクジ達が退寮後数ヶ月してからのお話です。


ある日ミクジのアパートに、バイクの教習所で出会った高校生の男の子が突然やってきた。

会いに来たって?
帰る電車ないから泊めてって?

あの日は仲良くなって、帰りに一緒に買い物したりしたけど…
別に引っ掛けたわけでも引っ掛けられたわけでもないのだけれど…

乙女(というガラじゃないけど)一人暮らしのアパートに高校生の男の子を泊めるってのは、やばくないかい⁉️

help‼️
いつメンに助けを求めるミクジ。

ヒトミ、セイコはもちろん、同級生のプースケ、先輩ヘースケ、後輩のターボー。

普段から私の部屋は、よく人が来ていて、溜まり場だったので、即集合!

6人は一晩中ドンチャンドンチャン騒ぎまくり。
高校生の彼は、時折ウトウトしながら、きっとこの人たちいつ帰るんだろう…と思っていたはず。

そうしているうちに夜が明けた。

さあボーリングに行こう!
と、徒歩4〜50分のボーリング場に向かう。
一睡もしてないなんて信じられないくらい元気な6人。
眠そうな彼。

2ゲームくらいした頃、彼がそろそろ帰りますという。

よーし駅まで送ろう!
6人はじゃあ送ろう!と、元気に駅まで徒歩30分くらいをまた歩く。

一睡もできないまま、散々歩かされ、ボーリングもして、更に歩かされた彼は、フラフラになりながら帰っていった。

そーいう我等は、わいのわいの言いながら、また元気にアパートまで1時間以上かけて歩いて帰ったのでした!

帰宅してからは、流石に爆睡でしたけど😅


その高校生は、凄まじい大学生の洗礼に遭って懲りたのか、二度と連絡をしてくることはありませんでした。

ちょっと可哀想過ぎたかも…

ゴメンネ


ちなみに、絵では、6人はみんな同じサークルなので、サークルジャージを着ています。
皆サークルの時だけでなく、日頃からこのジャージ着てることが多かったのですが、実際のところ、この日何を着ていたかまでは覚えていません。


もしも
もしもですよ
いないとは思いますが

今までの三匹の娘ブタシリーズを読んでみたいかなーっと思った方がいたならば…

0.01%いるかもしれない方のために

三匹の娘ブタシリーズは、こちらのマガジンに収録されています。


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