見出し画像

それ、実は「未経験」じゃないかも?やったことない仕事に挑戦するには、スキルを分解・スライドするとよい。

やりたいことを実現する際にぶつかる壁が、「経験が足りねえ!」ということ。

未経験だと応募できない案件があったり、応募資格自体はあったとしても「経験がないから自信がない」と二の足を踏んでしまうこともありますよね。

実際、私も複業(副業)デビューから間もない友人に「どうすれば未経験から仕事を広げられるのか」と相談をされたことがあります。

現在、パラレルワーカーとしてライター・フォトグラファー・キャリア支援など複数の仕事を掛け持ちしている私ですが、どれも未経験の状態から少しずつ仕事を広げていきました。

未経験からの挑戦、たしかにすごく勇気がいるし、「簡単だよ」とは言えないけれど、実は視点をちょっと変えてみるだけでどうにかなることも、たくさんあります。

コツは、すでに持っているスキルを少しずつ、少しずつスライドさせること。

今回は、私の仕事のなかでも特に「ライター」に着目し、仕事を広げていった方法や、その時の「ものごとの考え方」についてお話してみます。

「とりあえず複業(副業)をスタートできたけど、その先どうすればええの?」という人に特に読んでみてほしいです!

■最初は、 1記事アマギフ500円のエッセイからのスタートだった。

「文章でお金をもらう」のスタートは、朝日新聞デジタル「かがみよかがみ」というサイトに、エッセイを投稿したことでした。

当時はたしか、サイトに掲載されたときの報酬が1記事あたりAmazonギフト券500円だったと思います。

ライターの名前と顔写真も載せてくれるいわゆる「記名記事」だったので、ライターを志していた頃はこのエッセイをポートフォリオに使っていました。


■「取材経験はないけど、文章は書けるから」と、1記事1,200円の取材記事案件に応募。

「ライター、やってみたいかも」と思いはじめた頃、indeedで見つけた地域取材の案件に応募。

取材といっても企画書を作ってインタビューをして……という本格的な取材ではなく、地域の公園や飲食店に足を運んで感想を書く、といったものです。

未経験OKの案件ではあったものの、取材なんてまったくやったことのない私には、そこそこ大きな挑戦でした。

ですが、不安と同時にこう思ったんです。
「要は、伝わるように文章が書ければええんやろ」って。

たしかに取材の経験はないけど、エッセイもnoteも書いてきたし、それなりに文章は書けるはず。
なら、取材記事もその延長でいけるんじゃね?って。

実際、やり始めたら意外とできました。

ちなみに、当時の記事単価は1記事1,200円。
取材にかかる諸経費は出ないので突然赤字ですが、私に当時のとってはそれでもよかったので、お金はあまり気にしていませんでした。

(この辺りの「駆け出し時期の低単価問題」はまた別記事を書く予定です!)


■「インタビュー経験はないけど、会話はできるから」、インタビュー案件を受けてみた。

簡単な取材記事というハードルはクリアしたものの、インタビューなどの本格的な取材をこなすことなく、ライター2年目を迎えた頃。
クラウドソーシングを通じて、とあるスカウト案件が入ってきました。

内容はそれまでやっていた地域取材記事とよく似ているものの、こちらはきちんと企画書を作ってアポを取り、インタビューもしてこなればいけないとのこと。

企画書もインタビューもやったことななかったのですが、「分かりました!できますよ!」と仕事を引き受けました。

インタビュー未経験の私が「できる!」と思えた理由は、大きくは以下の2つ。

ここから先は

1,459字
この記事のみ ¥ 500

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?