＜書評＞１万回生きたネコが教えてくれた 幸せなＦＩＲＥ

今回紹介する本はこちら
「１万回生きたネコが教えてくれた 幸せなＦＩＲＥ」ヒトデ（著）

20代でブログで大きく稼ぎFIREを達成したヒトデさんの最新作。
ヒトデさんとは、2024年3月頃からコーチングを受けていて、色々考え方を学んでいる。
ちょうど僕がサイドFIREを考えはじめたくらいに、「これからどう生きていくのが良いか？」を考え右往左往しているときに思い切ってヒトデさんのコーチングを受けてみた。
実際にFIREしている人にその考え方を学ぶのは有効だと思ったから。

さてこの本は実際にFIREを経験しているヒトデさんが語る「FIREの現実」を知ることができる本。それもストーリー仕立てになっているので読みやすい。

個人的な感想としては、
「FIREと聞くと、お金を稼いだら上がり！」みたいなイメージがあったが、人生には実際にはそれ以上に大切なものがある。
・心身の健康
・良好な人間関係
・人生の意義
・やりがいや充実感
・そして他者への貢献も。
それらのバランスを大切にしながら生きることこそ、理想の幸せだと本書では教えてくれる。

要はお金と時間と自由だけがあっても人生は幸せにならず、他にも人間関係ややりがい、誰かの役に立ってるという充実感が必要だよということ。
そしてそれらを手にするのは「仕事」なんだよ！ということ。

長い間、「FIREを達成すれば人生は成功し、その後はずっと幸せに暮らせる」という漠然とした憧れがあったけど、

経済的自立（FI）と、自分がやりたいこと（WANT）を両立している状態こそが、真の幸せだ

を気づかせてくれた1冊でした。