まきときと

まきときと

最近の記事

世界は愛では救われない。けど、この果てしない世の中で何かひとつを信じるのならば、それは愛かもしれない。

    • 本望

      2年半が報われた。そう思った。 2024年3月の頭、彼から連絡が来た。 気が動転した。まさかまさかの彼だった。 だってもう会う事なんてないと思っていた。 いや、もう2度と会えないと思っていた。 会いたくて会いたくて仕方ない相手から 『久しぶり、元気にしてる?』って元カレのテンプレ みたいなLINEが届いた。 正直嬉しかった。 だって君と離れてから、ずっとずっと会いたかったから。 未練が残ってた訳じゃない、私の中で気持ちに区切りはついていた、けど会いたい気持ちだけは消えな

      • 再会

        2022年1月の話。 元彼と10年ぶりに再会した。 彼とは中学2年生の頃に半年程付き合っていた。 付き合うといっても手紙交換したり一緒に帰ったりと、本当に初心なことばかり。2人っきりで話すのすら恥ずかしい…そんな羞恥心まみれの思春期の恋だった。 彼はサッカー部のキャプテンで学年1サッカーが上手くて、足が速くて、小麦色の肌で、字が綺麗で、クシャって笑うそんな人だった。 どういう所が好きだったのかは正直よく覚えてない。けど彼のことが好きだったのは覚えている。好きで好きで、よ

        • ゆうちゃんへ

          半年前に書いたものです。 8月が終わり、残暑と呼ばれる日々が続いていますがお変わりありませんか?元気にしていますか? 「私たちが子供の頃はもうちょっと涼しかったよね〜」なんて大人が言うセリフを私たちも口にするようになったね。ふふ、いつの間にか大人になったね。 今年も香川旅行楽しかったよありがとう。 ゆうちゃんの周り口説くなく、真っ直ぐ物事を伝えてくれるところが好きだったなぁと思い出しました。 今年もこの手紙を書きながら1年間の振り返りをしていこうと思います。 色々ありまし

          不幸ぶって生きる方が楽だと気付いた 目の前の問題から逃げて、何の努力もしてないのに報われねぇって嘆きながら生きるのは辛かったけど楽だった けど私は生きたいと思ってしまったから、気付いちゃったから、進むしかない

          不幸ぶって生きる方が楽だと気付いた 目の前の問題から逃げて、何の努力もしてないのに報われねぇって嘆きながら生きるのは辛かったけど楽だった けど私は生きたいと思ってしまったから、気付いちゃったから、進むしかない

          どうにもならない 諦念の意味じゃなく納得の意味です。 どうにもならない。 ある意味自分の限界を知った気がする。 これ以上はもう無理だ、どうにもならない。

          どうにもならない 諦念の意味じゃなく納得の意味です。 どうにもならない。 ある意味自分の限界を知った気がする。 これ以上はもう無理だ、どうにもならない。

          お兄ちゃんが結婚した

          お兄ちゃんが結婚した。 母からLINEで一報がありまず思ったのが『きもい』だった。なぜだか分からない、けどどこか引いている自分がいた。 兄の結婚報告から半年経った今、改めて考えてみて、やっと私が兄の結婚を受け入れられなかった理由が分かった。 今日はそのことについて話そうと思う。 自分の気持ちの整理と兄に対するクソデカ愛も含めて。(ほぼラブレター) 私は自他共に認める超がつくほどのブラコンだ。 お兄ちゃんが大好きで大好きで大好きだ。 高校の時、周りの子がプリクラに好きな人

          お兄ちゃんが結婚した

          あの日の遺書

          多分もう私には必要ない文章なので供養します。 『貴方のせいだ。 貴方のせいで私は死んだ。貴方が私を大切にしてくれなかったから。必要としてくれなかったから。 そう思えたら良かったのにな。 誰かのせいに出来たらもっと楽だったのかな。 何かがあったから死んだんじゃない。 ある人が私を殺した訳でもない。 強いて言うなら、何もなかったから死にました。 毎日死にたいなぁと思いながら生きてきました。こんな人生に意味があるのかと常に考えてきました。きっと人生に答えなんてないのだけれど

          あの日の遺書

          消えた淡い期待

          あの日で終わりにしたはずなんだけど、何も伝わってなかったので、再び気持ちを綴ることにしました。 きっとあんな浅はかなLINEを送ってくるということは、この文章を読んでも理解できない部分が大半だと思います。 けど書きます。自分の気持ちを受け入れるために書きます。 もう一度言うけど、 私は君が思っている以上に君のことが好きでした。 離れたあの日から今日まで、会いたくて会いたくて仕方ありませんでした。 確かに気持ちの整理がついた部分もあります。前を向いた部分もちゃんとあります。け

          消えた淡い期待

          私の精一杯の恋心を乗せて

          ¥100

          私の精一杯の恋心を乗せて

          ¥100

          忘れるな、そして何ひとつ憂うことはない

          彼と離れて1ヶ月が経った。 嘆いてもいい。それほど彼と過ごした時間が私にとって大切なものだったと言う証だから。 過去に縋ってもいい。思い出して泣いてもいい。今の私を形成する上で大切な経験だったのだから。 また会いたい、もう一度あの穏やかな日々を過ごしたいと願ってもいい。彼と過ごした2年半以上の時間や思い出は私の中に残っているから。 その思い出を大切にし、彼が私に残してくれたものを受け継いで、今後の人生を生きていくことが大切だから。 けど、忘れるな。 絶対に忘れるな。

          忘れるな、そして何ひとつ憂うことはない

          希死念慮と共に生きた20代前半とさようなら

          ずっと可哀想な自分でいたかった。 私はずっと可哀想な自分に憧れていた。今まで普通に大した絶望もなく生きてきたから、「可哀想な自分でいたい」というただただ捻じ曲がった欲求が出来てしまった。だから希死念慮なんて言う死にたさ縋ってカッコつけて生きてた。でもあの気持ちも嘘ではなくて、確かに私は死にたかった。自分の腹を包丁で刺す想像もした。高いビルから飛び降りる想像も、線路に飛び出る想像もちゃんとした。けどいつも心のどこかでは生きたかった。みんなみたいに、みんなって誰だよって話なんだ

          希死念慮と共に生きた20代前半とさようなら

          喪失感と開放感の狭間で得た気力

          先日2年半以上続いたセフレとの関係が終わった。 このnoteにも登場している彼との関係がちゃんと終わった。 なんだかんだこれからも、緩やかにずっと続くと思っていたので喪失感はしっかりある。束の間の癒しを与えてくれる存在が居なくなる淋しさもある。けどそれと同時に開放感も大きい。やっと終わりに出来た やっと手放せた やっと離れられた……と固く右手を握りしめている自分もいる。 失うと分かった時は割としっかり泣いた。ご飯も喉を通さず、気を抜けば泣いちゃうくらい落ち込んだ。割と日常か

          喪失感と開放感の狭間で得た気力

          死ぬために生きる

          V6が解散発表をした時こんなツイートを目にした。 『誰もこのタイミングでV6が解散するなんて思ってなかったということが、V6がアイドルとして完璧に、我々に永遠を夢見させてくれていたということを証明している。』 その通りだと思った。 誰が彼らの解散を予測できただろう。ずっと続くと思っていた。そう世間に思わせていた彼らこそアイドルの鏡だった。 私もそうでありたいと思った。 家族も友達も、職場の人も、私を知っている人が「まさかあの子が死ぬなんて…」と思わせることが出来たなら

          死ぬために生きる

          お母さん、『絶望ってあり得たかもしれない希望のことを言うのだと思います。』って私たちの大好きな坂元裕二が言ってたよ。

          どういう意味か、最近分かった気がします。 あり得たかもしれない希望がなになのか。 例えば、私がバリバリのキャリアウーマンになって東京の街をピンヒールで歩く姿。例えば理解ある彼くんと出会って2人仲良く生活する姿。例えば結婚して出産して子育てに奮起する姿。 こういうあり得たかもしれない希望のことを絶望って言うのですね。 真杉って覚えてる?塾一緒だった男の子。あの子に夢日記を付けると毎晩夢を覚えていられるよって教えて貰ったので実践して早2年が経ちます。 効果出てきました。夢、覚え

          お母さん、『絶望ってあり得たかもしれない希望のことを言うのだと思います。』って私たちの大好きな坂元裕二が言ってたよ。

          ゆうちゃんへ

           夏が過ぎ、肌寒い日々が続きますがお元気ですか。風邪ひいてないですか。  8月の終わりに行ったゆうちゃんとの香川旅行が私にとってとても至福の時間だったので、香川への移住を少し考えてしまいました。楽しい時間をありがとう、また旅行しようね。  さて、話は変わりますが最近はとても天気が良く過ごしやすい気温なので、仕事なんか放り出してピクニックしたいなーと思う所存です。早退する勇気なんかもちろんなくて、頭の中で考えるだけで終わるんですがね。  私は今日も、人の多い街東京にいます。沢

          ゆうちゃんへ