【閑話】教師の志望動機
そろそろ教員採用試験が始まります。
ちょっとだけ面接で私が実際に答えた志望動機を。
「人間が好きだからです。」
面接官の頭に浮かぶハテナマークは今でも忘れられません。
その心は?と言わんばかりの目をしていました。
私は続けました。
「私にとって、人間は日々変化するもので、時には昨日見たその人と今日見るその人は全く違うような人であることがあります。そんな姿を見た時に、『その人に何かが起こったんだな』と思います。そんなふうに日々変わっていく人間が好きです。そして、そんな風に人間の変化を促し、近くで見れる職業こそ、『教師』だと思っています。特に高校段階の生徒たちは、子ども以上大人未満のような存在で、日々の変化が著しいものです。そんな生徒たちと関わり、変化を促し、そしてその変化した姿をみることができる『高校教師』に私はなりたいと思い、志望致しました」
とても臭いセリフ。
でも、今も本当にこの気持ちです。
いつでもこの志望動機を思い出せます。
教師になってから気づいたことといえば、
「人間はそう易々と変わらない。でも、変わるきっかけはとても単純なことが多い。」
です。
これからも人間好きの私という、いち教師でありたいと思います。
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