逆転就活戦略 2 ~やりすぎない自己分析で企業選びの軸を定める~
あらゆるところで自己分析が大切だと言われています。
その理由は、多くが志望企業を決めるために自己分析を通じて自分の価値観や強みを把握し、その結果を元に数え切れないほど沢山ある企業と職種からエントリー先を決めると考えられているからでしょう。
企業選びの”軸”というやつを見つけること、と言ったほうがいいかもしれません(これもよく言われていることですね)。
ただ、僕は自己分析は不要とは言いませんがあまり重視すべきでないと考えています。企業選びの”軸”が正解かどうかは誰にもわかりません。そもそもどういう状態が”軸”を定めた状態なのでしょうか。
正解の無い問いを続けるほど就活には時間が用意されておらず、またメンタル面でも自己分析に注力し続けるほどの余力は無いと思います。
これを踏まえたうえで、具体的な自己分析の方法とゴールについて明確にしていきたいと思います。
逆転就活戦略 各種リンク
はじめに
筆記/webテスト、自己分析、業界研究/企業研究
説明会、OB・OG訪問
ES(エントリーシート)
GD(グループディスカッション)
面接
自己分析はどこまでやればよいのか?
自己分析をしっかりやりきることで軸が明らかになれば言うことは無いのですが、自己分析に時間と労力を費やすことで確実に見つかるのか定かではないし、自己分析の結果自分の軸に合致する企業が見つかったとしても激しい競争は必須で採用を見送られる可能性もあります。
もしそうなると、自己分析をしっかり行った結果を否定されることになり、不採用イコール自分そのものの否定と感じてしまうでしょう。
そのため、毎年多くのの学生が就活で必要以上に傷つき、疲弊して、場合によっては心を病んでしまいます。ただ企業のある年度の採用計画や面接官の個人の感性と言っていい評価軸と合わなかっただけだというのに。
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