脳内プレゼンシミュレーションを習慣にせよ
「人に説明することで、自分の理解も深まる。」
昔から、たくさんの人がそう言ってきた。
程度の差こそあれ、これは疑いようのない事実だろう。
人は誰しも、意外と「分かっているつもり」のことが多い。
だが、いざ人に説明をするとなると、なかなか上手く説明ができず、実はちゃんと理解できていなかったことに気付く。
そんな経験が、皆さんも一度はあるのではないだろうか。
だから、何か勉強をしたこと、気付いたこと、発見したこと、
そういったことを積極的に発信するのは、とても意味のあることだ。
その一環として、このnoteで記事を書いているという人も少なくないだろう。
で、今回オススメしたいのが、「脳内プレゼン」。
文字通り、脳内でプレゼンのイメージトレーニングをするのだ。
これは、僕はもう何年も前から無意識に習慣としてやっていて、
(意図的に「よし、脳内プレゼンしよう!」と思い立ってするものではないのだが、)
この癖になっているものが、実はかなり効果があるのではないかと、最近ふと気付いた。
僕のプレゼンを知っている人からすれば、「お前のプレゼン別に上手くないだろ」と思う方もいるかもしれない。
だが、これが無かったら、僕のプレゼンは今以上に下手クソなんだと思って、どうか容赦願いたい。
プレゼンと言っても、パワポやKeynoteを使ったプレゼンテーションだけではない。
自分が学んだことに応じて、イメージしやすい状況を自由に思い描いて、頭の中で人にそれを説明してみるのだ。
新入社員研修で講師をするなら、どうやってそれを説明するか。
友達に居酒屋で話すなら、どうやってそれを説明するか。
母校で講演するなら、両親に話すなら、noteに書くとしたら、本を出版するとしたら、この発見をどうやって説明するか。
できるだけ具体的に、リアルに想定してみよう。
実際に、そんな場面が来るかどうかは問題では無い。
脳内での妄想など、何をしようと誰にも迷惑をかけることはない。
TVのニュースにコメンテーターとして出演したって、
TEDのステージに立ってスピーチをしたっていい。
どういうストーリーを組み立てれば、伝わるだろうか。
どんな図を描けばいいだろうか。
聞き手にどんな質問をすれば、興味を持ってもらえるだろうか。
これを習慣にしてしまえば、あらゆる「気付き」が、「知っているつもり」から、「説明できる」に昇華し、その繰り返しで「伝えられる」へとレベルアップするかもしれない。
是非、お試しあれ。