MXの粋な機構
PENTAX MXは「粋なマニュアル機」です。
MEのような「AUTOMATIC」な機構ではなく、マニュアル仕様のカメラです。
マニュアルでありながら、電子制御を兼ね備えた機器で、
マニュアルカメラが好きな人には「たまらない機種」と言えます。
私が特に好きな機能は、レンズの絞りがファインダーから確認できる点です。
通常のレンズ絞りは、レンズのダイヤルで確認します。
したがって、ファインダーから目を離して、ダイアルを確認する必要があります。
(他に機種では、他の方法で「ダイアル」を確認する機能があります)
ファインダーの上部に「絞り数」が表示されています。
絞りを変えると、変化します。
「?」
絞りを回したその回したままで表示されたときに、「?」と思いました。
以下に構造を説明します。
この絞り表示は、レンズの絞り数字をそのまま窓から覗いているのです。
実際の絞りを写しています。
下の写真の「赤丸」部分から覗いています。
これが、ファインファー上部に映し出されます。
構造がシンプルで、「機構」って感じで、格好良いと思いました。
また、日本的なメカ構造とも思いました。
さすが、昭和「Made in Japan」です。