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【-Part1-導入検討編】Salesforceの基本機能を駆使したことで業務時間を約68日分削減できた話
このnoteは、SFA・CRMの導入検討を任された方に向けて、私の経験をまとめてみました。お役に立てたら嬉しいです!
このnoteは
・SFAやCRMの導入検討をされる方
・Salesforceを導入したけれど現場が使わなくて悩まれている方
・Salesforceの設計を任された方
・Salesforceの構築を外部パートナーさんに依頼している方
・Salesforceの運用(推進)をされている方
といったみなさんの参考になればと思います(^_^)★
それではまとめていきます。
Salesforceを含めたSFAやCRMの導入検討をされる方へ
役員や上司から「Salesforceを含め、色々とSFAやCRMを調べてほしい」と言われた時、何から始めますか?
ほとんどの方は、インターネットやSNSで検索して情報を集めるのではないかと思います。その結果、莫大な量の情報や提案によって混乱し「結局どれも一緒じゃないの?」と感じられた方も多いのではないでしょうか。
私は情報収集をしすぎた結果、「何のために検討するんだっけ?情報収集しているんだっけ」が分からなくなり、路頭に迷いました。大変だった・・・。
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といった過去の経験をバネに、進めたこの1年間。
同じような悩みを持たれている方も多いのではないかと思うので、私の経験が参考になれば嬉しいです!
ステップ①業務フローの可視化
私が最初に取り組んだことは、情報収集する前に現在の業務フローを洗い出しです。
![](https://assets.st-note.com/img/1650080352463-vXhskMtmQR.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1650080433188-N3QhpOoakJ.png?width=1200)
その上で、理想の状態も書き出してみました。
現状と理想を可視化したこの図をもとに、社内で議論を開始し「どこからまずは解決していく必要があるのか?」をすり合わせしていきました。
ステップ②情報収集
社内で議論した結果をもとに、情報収集を実施。
複数社話を聞いた上で辿り着いたのがSalesforce社でした。
ここでのポイントだったなと思うことは
①エンジニアの皆さんからアドバイスをもらったこと
②上司に意見とアドバイスを求め、フィードバックをもらったこと
③SFA・CRM提供会社の方に同じ情報を共有し、意見をもらったこと
この3点です。
とくに①のエンジニアの皆さんからのアドバイスは、とっても貴重でした。理由としては「それってそんなに簡単にできるのか!」「業務をもっと構造的に考える必要があるぞ」など、新たな見方を知ることができ、より俯瞰してより業務フローを考えるきっかけになったからです。
もし今、Salesforceを含めたSFAやCRMの導入検討をされる方は「現状」と「理想」の業務フローを書き出すことをおススメします!
そして、このタイミングで「運用フェーズ」で実際に活用することになる、営業チームのみなさんにもアドバイスや意見を求めてください。そして必ず、アドバイスや意見を「どうやったら実現できるのか?それはいつ頃になりそうなのか」を営業担当者に相談し、フィードバックを営業チームのみなさんに共有してください。
この過程を踏むことで「Salesforceを導入したけれど現場が使わなくて悩む」必要がなくなります。なぜならば、営業チームの皆さんの意見を踏まえ、Salesforceの設計構築運用をしていくことになるからです。どんな時も「現場の声に耳を傾ける」大事なことだなと思いました。
【ご意見】
・真面目に項目や使う情報を考える必要がある。
・成果を爆増する必要もある。
・データの取捨選択が必要。
・営業に費やす時間が増えるイメージ。(実務が楽になる)
・落していた案件も拾えるようになる。
・属人化が体系化される。
・入力する箇所が1つになるのは良い。
・直近の営業に対するインパクトはないと思うが、今後必要だとは思う。
【その他】
・グラフは見たい時に見れたらいい
・表(例:セミナー出欠や申込みなど)パッと一覧で見れると嬉しい
・スマホで確認、入力したい
・リードから商談、契約まで一連の流れでみたい。
・今後、機能を変更したりカスタマイズ可能か。
・一般論や他社事例で問題ないが、初めて使う人がどのぐらいの期間で、活用できるようになるのか。
・マネージャー管理の場合どのくらいかかるのか
・契約管理、分析・入金管理などの機能もあるのか
ステップ③時系列で施策や取り組みの洗い出し
「業務効率」について現場の合意がとれたのち、Salesforceを導入後、どのタイミングで売上げが変わっていくのか」についてを考えていきました。
そのために取り組んだこと
時系列でこれまでの取り組みとその結果と変化をまとめる
このタイミングでは、過去のデータからの導入後の予測値を算出し、数値だけではなく「どのタイミングでどんな変化があったのか(施策など)」を書き出しました。この取り組みをしたことによって、導入した後(今)「Salesforceを活用した結果、私たちはどのような成果を目指していたんだっけ」と、迷いが生じた時の道標になりました。
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まとめ
Salesforceを含めたSFAやCRMの導入検討する時は
ステップ①業務フローを可視化する
ステップ②情報収集を行う
ステップ③時系列でこれまでの取り組みを洗い出し、未来を創造する
CRMやSFAツールは、一度導入するとなかなか変えることができません。
だからこそ、自社の課題と実現したいことを叶えることができるツールを選定するために、あらゆる確度から業務を見つめる必要がありました。しかし、導入検討の段階で上記のポイントを押さえたことで、「ツールを導入したけれど現場が使わなくて悩む」ことがありませんでした。
”事前準備が命”
この言葉が相応しいのが、ツールの検討時期で最も重要なことなのかもしれません(^_^)★
想定よりもボリュームが大きくなったので、次回のPart2にて下記についてまとめていきます!
・Salesforceの設計を任された方
・Salesforceの構築の担当される方
・Salesforceの運用されている方
🌸SFA・CRM導入検討をしているみなさんに幸あれ!🌸