【webライター】知らなきゃ損する「心がピュア」な個人ブロガー・アフィリエイター向けの基礎知識
Twitterで書いた、これからブログや記事制作を頑張ろうという個人ブロガー・アフィリエイター向けの話をまとめた記事になります。
アフィリエイトなんか稼げるの?
やってみたけどずっと無収入なんだけどという方、これで1記事100円は出ますから。
心がピュア過ぎて、一生懸命記事を書くだけだと、webライティングでは迷走することがあります。
テクニックは少し持っていた方がいいです。
下記の画像はおとといくらいの私のnote。
アフィリエイト記事が1記事だけある。
これで100円。
このベースの考え方と、実際の記事の制作方法で、1記事100円はすぐ稼げます。
100円じゃ食えない?
いやいや、それが何記事あると思っているんです?
■ブログとは何か?
日記でもなんでもブログで書きはじめて、そこに広告を入れて、アクセスが集まれば稼げる。
こんな認識で、ブログを始める人も多い。
noteもそうで、有料記事で稼げると思って始めても、全然収益が出ない。
0行進。
それでも継続は力で、100日100記事を目指すと、ある日急にPVが出てくる。
やっと稼げそうだが、なかなか収益には結びつかない。
ストレスMAX!
■ブログとは?
ブログで稼ぐといっても、ブログをわかっていない人が多いから稼げない。
ブログとはnoteやWordPressのことでしょうか?
※WordPressとはコンテンツを管理するシステム。記事管理の仕組み。
ぜんぜん違います。
ブログはwebにあるlog。
記録の集合体。
ですから、あなたはどこで記録を書いてもよく、目的によっては、わざわざサイトを立ち上げる必要もない。
noteもWordPressもいらない。
だから、WordPressサイトの立ち上げ相談の際には、SNSがどうなっているかしつこく聞く。
ブログ運営に悩む人は、ブログとは何かをまず考えてみてほしい。
SNSアカウントで言いたいこといってるほうが、あなたには向いているのかもしれない。
■読んだ相手が得することを書くこと
人気ブログを目指して記事を書くなら、読んだ相手が得することを書くことと、アドバイスされることがあっただろうか?
アフィリエイトのコツを検索したら出てこなかったですか?
それ、難しいんです。
クラウドワークスで数百件単位で仕事を受けている人でも、全然おかしな記事を書く人もいる。
クライアント側の記事の修正ありきで記事納品してくる人も多い。
いや、いや、いや、いや。面倒だから。
▽納品例
みんなで集まってお酒を飲もう!これで人目を気にせずに飲めます!
「みんな」は人目に入らんのけ?これ、おかしくねぇかな?
赤の他人の「人目」のこと?どういう状況なの?
▽あなたの書く文字を読んだ相手は、どんな得をするだろうか?
あなたはピュアな心の持ち主なので、自分が書いたことは絶対いい記事だと思っている。
でも、それは自分本位のライティングかもしれない。
他人本位で書くということは、思った以上に難しい。
他人本位のライティングを覚えるためには、ライティング案件をフリーランスとして受けてみるといい。
いいライターに出会うと、クライアントの私は得をする。
他人のライティングで得した経験は、自分のライティングにも活きるというわけだ。
フリーランスとして受注する記事制作は勉強になる。
実践に勝る経験なし。
クライアントの記事発注は、内容が往々にして漠然としていて、書いたものにくるダメ出しも、わけのわからないものだったりするだろう。
これは、クライアントもフリーランスも自分本位だから起こることだ。
この場合、自分本位はどちらも得をしないが、自分本位だからそれに気が付かない。
相手がどんな物を求めているのか、何を考えているのか。
わかっているつもりで、つもりで終わっている。
実際にアウトプットしてみると、自分の想いは相手に伝わらないのだ。
■アウトプットの重要性
ブログ書けというのは正にそうで、何か書かなければ始まらない。
しかし、ここでは、心がピュアな個人ブロガー・アフィリエイター向けに、大手SEO会社や大手メディアとも取引のあるわたくしめが、コツを伝授しようというわけ。
なんでそんなことをするかって?
知識をアウトプットすると、自分のレベルが上がるのと、同じことを聞かれた時に、この記事を紹介すればいいですからね。
ブログ記事制作もアウトプットです。
調べたことを面白おかしく発表しちゃおうという、なんとも単純な作業。
単純だけに単調で飽きるので、目的意識が大事。
継続にはそれなりの知識が必要です。
では、アウトプットに必要な知識を伝授していきます。
■真似から入ろうとすると失敗する
記事制作をする前に、マーケティングとして、他のページを解析したほうがいい。
そんなアドバイスを見かけないだろうか?
誰かの真似したほうがいいというとわかりやすいと思うの。
たしかに、自分が書きたい内容の検索上位ページを見て分析すると、記事の制作効率が上がる。
何を詳しく書けばいいか、読み手の感情が見えてくるからだ。
でも、すぐ妙なことに気づくはず。
困っちゃうのが、誤字脱字、誤情報。
なんでこれが検索上位表示なんだ?となるはず。
記事を真似したいのに真似できない。
なんだこれは?という感情を持ちながら、模写をするのは苦痛だ。
私は絵が上手くなりたいと思っていても、ピカソのゲルニカを模写しない。
ピカソの絵は好きだが…
検索上位の記事は、その記事内容単体で評価されているだけでなく、
文章中の単語の網羅性
サイト全体の記事数が多く、記事毎のつながりがある
サイト全体の信頼度が高い
等で評価されており、多少の誤字脱字・誤情報は関係ないということ。
サイトの信頼度は1つずつの記事が作っていくものでもあるが、土台ができているサイトは、新しく他者と同じ内容を書いても検索上位表示に強い。
記事内容以前に、サイト制作の組織化された力が、検索上位表示に影響している。
ピュアなあなたは、検索上位にある1記事を見て真似しようとする。
だから、あなたが1記事を丁寧に書いても、なかなか芽が出ない。
サイト制作力がないからだ。
noteでも1記事でもすごいスキが集まっている記事がある?
それは、noteっていうサイト全体の力があって、天然の良記事以外に、他の集客導線(SNSやPinterest等)がある場合も多い。
■いい真似と悪い真似
真似も、いい真似と悪い真似がある。
私の場合は、1つの狙ったキーワードで300から最大1万ほどのWEBページを分析して、その中で総合順位が高い記事を検出することから入ります。
文章を真似するのではなく、そのサイト構造を真似する。
サイト構造にあった文書構造がある。
noteにはnoteに向いた文書構造があり、WordPressにはWordPressに向いた文書構造がある。
まずはそこから文書構造のテンプレートを作ろう。
タイトル
リード文
見出し
小見出し
まとめ
組織力の部分を補うことが少しできてくる。
作業のテンプレート化は、作業効率化につながってくる。
■あなたは1人でも相手は複数
ここで心がピュアな個人ブロガー・アフィリエイターに、注意喚起をしよう。
そもそも自分がブログを1人でやっているからといって、他人も1人でブログをやっているとは限らない。
自分も相手も同じだ!と思うのは、ピュアな考えだと思う。
実際に某ブログサービスのランキング上位が、全てブログサービス側の囲っているブロガーだったことがあった。
複数が集まり組織化されているということだ。
個人参加のブロガーはその人気ブログを支えるためにいるようなものだ。
ブログサービス自体の参加者が増えれば、ランキング上位のブログの露出が上がる。
個人ブロガーが一生懸命記事を更新しても、さらなる露出を願ってランキング上位を狙う頃には、大きな組織の壁が立ちはだかる。
ブログサービス側からアプローチがあり囲われれば、ランキング上位に安定して居座ることができ、断ればランキング上位にはいられない。
他のブログが優先されるからだ。
そのランキング上位のサイトは横のつながりもあり、相互にアクセスを流し合っていてPVも多い。
ここに個人で食い込むのは無理だ。
仕組み上できない。
実際に、「ブログ教えて!」という案件で、個人でコツコツ頑張るというピュアさによく出会う。
悪いことではない。むしろいい。
最終的にはピュアが勝つと思うからだ。
ただ無知や思い込みは負けを呼び込む。
個人でブログをやるということは、組織と対立するか、組織に囲われるかという選択があるのだ。
某ブログサービスがきっかけで、私も出版を数度経験している。
印税で稼がせてもらったが、これは組織に囲われた結果である。
ちなみにそれまで囲っていた個人の有力ブロガーを排除して、有名人だけにフォーカスしたブログサービスもある。
所詮、組織の選択にはかなわない。
動画制作や画像編集も教えたりするが、ブログを教える時と同じ現象が起こる。
人気YouTuberを見て、この人を目指そうという人。
よく見てほしい。
相手の映像編集や加工がプロレベルだ。
個人なら圧倒的な作業量、組織なら云々。
相手は複数かもしれない。
あなたはたとえ1人でも。
■書くという作業量
書くことが大変というのは、これを読んでいる方は全員が理解している。
数人で作業時間を短縮するか、個人の圧倒的な作業量でそれを確保するか。
あなたの性質はどちら?
私は数人派だ。
個人では作業を続けられない。
人目につくには記事量がたくさんあるほうがいいが、個人では難しい。
でも、できなくはない。
作業量に対する覚悟が必要だ。
私にそんな覚悟はないのだ。
楽に人気ブログを作りたい。
昔は会社に囲われているライターだと、一日デスクに向かって、想像や思い込みでたくさんの記事を生成する風景があった。
記事量と内容がある程度担保されているのだから、個人では勝てない。
■広告収入の差
主に個人と組織では作業量に差が出るという当たり前の話をしたが、個人でブログを執筆すると、組織でやっているからこそできることができない。
わかりやすく広告の成果に不利が生じることがある。
ブログで収益といえば、広告収入が欲しい場合が多いだろう。
セルフブランディングでもブログの価値は見いだせるが、直接的なお金が欲しい。
私は過去、1件数万円の広告もやっていたが、これは法人でないと契約が難しい案件だった。
1件100円と1件10万。
あなたはどちらがやる気が出るだろうか?
同じ手間なら、広告単価が高い広告がいいに決まってる。
しかし高利益の広告を獲得をしようとしても、個人対組織では分が悪い。
組織単位・会社単位でなら、広告出稿側からの直接交渉も受けやすい。
良い広告が回ってくる。
法人は法人と取引しやすい。
得体のしれない個人との取引はリスクだ。
しかも、アフィリエイト広告は成果の承認非承認というのを広告出稿側が選べるので、成果を拒否されれば終わり。
組織でやっていれば、広告の承認非承認にも意見力があるから、成果がぶった切られるケースは減る。
個人はナメられているから、ぶった切られる。
これがアフィリエイト成果が出にくい理由で最も理不尽だと思ったことで、困ったことの上位でもある。
1件2000円の広告が、ある日急に100円になったりもする。
多くのアフィリエイターは気が付かないうちに。
広告出稿側の立場が圧倒的に強いと、個人ブロガーは厳しい。
個人もASP(今もASPっていう?)側に認知されるようになると、広告出稿側と交渉できるようになるから、収入が安定してくる。
「ASP自体がアフィリエイターを抱えていないわけがない」
実力トップのアフィリエイターが組織化されていたら、個人では太刀打ちできない。
同じ畑を狙った検索上位表示は困難だ。
広告出稿側の都合は、個人で一生懸命ブログを書くだけだと気が付きにくいことでもある。
広告収入の安定は、広告出稿側のことを考えることで担保される。
個人か組織か。
意見力があるか。
誰かに認知されるほどのブロガー・アフィリエイターなのかどうか。
他人から見た時に、自分はどういう存在なのか?
他人本位である。
■個人で組織に勝つ方法
他人本位の考え方が重要だと説いてきた。
作業量の確保と高額広告の獲得には、組織化されている方が有利だとも書いた。
個人で、圧倒的な作業量を確保しても、組織化された同じ作業をしている人たちが、あなたより経験もスキルも上なのだから、あなたは勝てない。
広告単価も段違いで、個人は成果も不当に却下されることもあるとすれば、個人が稼ぐのは困難だ。
では、あなたは一生組織に勝てないのだろうか?
答えはNoだ。
なんでもやり方次第なのである。
■物が売れるということ
広告というのは、売りたいものがあっての広告だ。
自分の名を売りたいとか、商品を売りたいとか、何かを売るために広告する。
物が売れるというのは、どういうことだろうか?
物がいいから売れるのだろうか?
それ以上に宣伝力があり、流行りを作ったという資金力があったりするのではないだろうか?
資金があれば、信頼できる組織化された記事制作部隊に記事をお願いするだろう。
もっと売りたいからだ。
商品を売るためには不特定多数に認知してもらう必要がある。
個人のアフィリエイターが記事を書いて、そこから成果が出なくても、広告バナーが少しでも人目につけば、認知度は上がる。
それでいい。
個人ブロガーは枯れ木も山の賑わいで役に立つ。
無料で商品の認知度を上げてくれて、お金も払わなくていいのだから、いいカモだ。
そもそもピュアなブロガーが考えないのは、なぜ物が売れるかの多角的側面なのだ。
では、人気がこれから出る商品をいち早く知る方法があるだろうか?
素朴なトレンドをの見つけ方
お店にいった時に売り場を見てみよう。
明らかに売り場のレイアウトが変わることがある。
イチオシ商品だ。
これからCMをかける場合もある。
こんなことから始めると、どこに資金が流れていて、これから流行りが生み出されるのかわかることがある。
実はネット上だけではわからないことがあって、それは普段の生活で何を見ているかということだ。
今、薬局のマスクは売れているだろうか?
売り場に商品が少なくなっているのは、明らかに〇〇だが、なんでだろう?
■個人から這い上がるセルフブランディング
足を使ったマーケティングは大事だ。
他のブロガーやアフィリエイターが、ネットの情報で誰でも検索できる情報しか見ていないとしたら、差がつけられる。
人が気が付かないことに気づく。
そんな人は他人本位の記事を書ける。
他人に気づきを与えられるからだ。
他人とは違う視点で物を見るというのは、悪いことではない。
不特定多数に特別であると思われれば、セルフブランディングができていることになる。
■セルフブランディングの重要性
組織力がない個人ブロガーは、組織に認知されることを考えてみてほしい。
敵対するばかりでは能が無い。
不特定多数に自分が認知されることを考えると、セルフブランディングが重要だ。
現在のマーケティングでも、取引先と話していて広告配信の手法となれば、SNSは外せない存在。
だから、広告出稿側のことを考えれば、インスタやTwitterのアカウントが人気な人は認知されやすい。
しかし、広告出稿側に、あなたが個人ブロガーとして1記事だけで認知されるのは難しい。
個人で人気があること。
人気のある人がブログを書いている。
記事内容に信頼感が出る。
収益が出る。
Googleが著者の信頼度を評価している(E-A-T)という話を目にすると思うが、誰が記事を書いているのか?ということが検索上位表示でも大事だ。
たしかに自分を表に出さずともいい。
動画でも記事でも、絶対に人気の出るネタというのはあって、それを一生懸命やり続けるのもいい。
コンプレックスネタでも「XXX(秘密)」というのは、誰がやっても人気になる。
ところが定番ネタがずっと見つけられるわけでもない。
新しいトレンド、新しい商品に対応する柔軟性がないと、作業継続が難しい。
新しい価値を提供できる著者にはなれないからだ。
■検索上位表示と作業継続のために
あなたが記事を制作しても、検索エンジン上位表示ができない理由、そして、結果が出ずにやめる理由は、結果が出るまで我慢できないからだ。
我慢というのは辛い。
そして、あなたはインフルエンサーでもない。
あなたは初心者ブロガー・初心者アフィリエイターで、まだ成功体験がないなら尚更作業が続かない。
収益が出ないことやアクセスアップできないことで、どんどん不安になって、つまらなくなってやめる。
これはあなたが根性がないわけではなく、自然な行為だ。
誰でもそうなる。
ここまで読んできているあなたは、個人でブログをやるなら、組織力にはかなわないとわかっている。
組織が狙っていないブルーオーシャンを探して、記事を執筆すると思う。
更にSNS媒体の活用も考えるはずだ。
私も基本はそれだ。
無理に戦おうとは思わない。
ただ記事内容の専門性の追求は大事で、個人の知識も試されることになる。
この作業の継続の先にあるものを経験していると、記事制作の前段階の作業を含め、意味があるものとしてこなせるようになる。
しかし、それでも結果は絶対ではない。
約束されているわけではないのだ。
ただひとつ言えることは、やめたら最後、0になる。
積み上げたことが本当に無駄になる。
検索上位表示と作業継続のために、やめないで済む作業フローを作ろう。
■私の作業フロー
▽記事を少し書く
▽SNSを少し書く
▽たまに身の回りで起こったことを、アフィリエイト記事にしてみる
▽消費者ニーズが思いつく
▽記事にしてみる
▽アクセス数が思わしくない
▽更に消費者ニーズを探る
▽記事にしてみる
▽アクセス数がやや向上
▽記事にしてみる
▽アクセス下がる
▽また改善の繰り返し
PDCAとよく言うが、実は分析の前に、記事を書く練習をしている。
ここまでやって、フリーランサーに記事発注をかけている。
これでいけるという前に、実践に勝る経験はなしを体験している。
システムを使って分析をする前に、こういった素朴な行為をしているのだ。
釣りでいえば、アタリを見ているという状況だろう。
魚がいないところで釣りをしても、魚は絶対にかからない。
私はなんとなくTwitterでつぶやいたり、なんとなくインスタを見てみたりして、広くネタを探す。
たまに買い物に行った時に、お店の中をウロウロして、店内POPを見たり、品数が少なくなっている商品を見たりしている。
答えはそこら中にあって、多角的に物事を見ることでトレンドが見えたりする。
そういった素朴な習慣を作ってから、裏打ちされた根拠で記事を書いていると、記事の成果が上がらなかった時に、自分のどこを直せばいいか、修正点が見える。
根拠がない記事はダメだ
根拠があれば、修正も判断軸もブレない。
実は、なんとなく書きたい記事を書くと、記事制作という作業は続かない。
最後にこれを書いておこう。
ある記事納品で、没にした内容の概要を書いておくので参考にされたし。
「この商品は人気上位です とっても売れています」
どこで誰に人気なのか?
どこで売れているのか?
どれと比べてとっても売れているのか?
そもそも売れているとはどういう状態なのか?
根拠がない。
では、また加筆します。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 書くだけでなく読みたいので、コメント欄で記事名入れてもらうと見に行きます。