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「将棋でわかる第三者の有利」連載ネットショップオーナーに必要なもの#002
もし第三者がいたらどうなるのかを説明するために、将棋で例えてみます。
将棋とネットショップオーナーの関係
将棋というのは、1対1でやるボードゲームです。
最近だと藤井聡太さんが話題になることも多いので、やったことがなくてもゲームの雰囲気は知っている人も多いと思います。
互いの駒を動かして、王様の駒を取れば勝ちです。
チェスにも似ています。
この将棋で、ネットショップオーナーの抱える問題は語ることができます。
対局者は、ネットショップオーナー(とスタッフ)対ユーザーです。
どうしたらユーザーが物を買ってくれるか?という勝負になります。
1対1のゲームで見えないこと
将棋をやっていると、なんでそんな見落としをしたのかという凡ミスの経験が何度も体験できます。
いきなり王様取られちゃったり。
「いやーとんでもないミスしたわー」というのは、誰しも体験できる妙なゲームが将棋です。
プロの反則
YouTubeを検索いただけると「二歩(にふ)」というルール違反で負けるプロ棋士がいます。
子供でも滅多にやらないような反則です。
でもやってしまう。
これはゲームの当事者だと気が付かないミスがあり、第三者はすぐにミスに気がつくという視点の違いの大切さを物語っています。
将棋の大事なルール
例えば3人の人がいて、将棋を楽しんでいます。
2人が将棋を指していて、1人は見ています。
そこで見ている1人は口出しをしてはいけないという、暗黙のルールがあります。
なぜなら、俯瞰で見ているので、ミスや弱点に気がつきやすいからです。
この勝負に関係ない第三者の口出しが、勝負の行方を左右するほど有効なのです。
ご自分でもやってみるとわかりますが、自分が対局してない状況ではいい手がたくさん浮かびます。
実際に将棋をやっている時は、全体が見えなくなっているので、凡ミスもします。
プロでさえもやらかします。
将棋のプロは第三者的な視点を日々鍛えているのに、時にやらかしてしまうのです。
アイデアが出やすい状況にいる第三者の有利
第三者は圧倒的にアイデアが出やすいのです。
物事の当事者が自分を含めて俯瞰で見るというのは案外に難しいもの。
意識していても「第三者的に俯瞰で見る」というのは、難易度が高い行為なのです。
実際に相談いただくネットショップオーナー様の何%かは「相談者が必要だ」と以前から潜在的に理解していたように感じます。
第三者の有利を無意識に感じていたのです。
ネットショップオーナーが私に相談する理由
「相談したらいいアイデアが出る」というのは、なんでもそうなのです。
第三者的な視点を当事者が持つのは難しいですが、第三者は普通に見ればいいのです。
立場が違います。
そこで「相談を受けます」というサービスを弊社ではやっています。
人気サイトと比較して、どこがおかしいのかという点を指摘しつつ、そのネットショップ固有の強みを出していきます。
そこで冒頭の質問に答えることにします。
優秀なスタッフもいるだろうに、何故そのスタッフに相談せず、私に相談するのか?
答えは、優秀なスタッフも第三者ではないからです。
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