駆け出しWebライターでも簡単単価アップ!マシュマロ・チャレンジで学ぶ残酷な成功法則
ライターを目指そうとする人は多い。
単価が低くてこれだけで食えないという人も多い。
ライター業で副収入といっても、想定している金額が稼げるか不安だ。
やり方もわからない。
悩んだ結果、人気の単価アップ方法の記事や情報を見て納得した気になっても、実際は上手くいかない人がほとんどだろう。
因みに私がネットのノウハウを試しに真似してみても上手くいきませんでした。
普通に関係性の強い代理店さんからの紹介案件の方が楽だし単価高いです。
ライターでなくても、フリーランスや独立組は、誰しも案件単価を上げたいのだが、1案件の金額的単価を上げようとする方向性ばかり見ると、そろそろ内容への飽きがきているのではないか。
しばらくすると似たような記事をまた読むという繰り返しでは、負のループにハマっていることすら気が付かない。
多くの人は、自分の好きな記事しか読まないから。
ここではライターの案件単価を上げる方法の私なりの解と、誰でもできる作業効率化のヒントを提示するので、参考になれば嬉しいです。
■前提知識
私がスクレイピングで認識しているだけで、述べ数万人のライターを名乗る人がいるので、その中で突出した稼ぎを作るのが難しいのは、誰でもわかるはず。
なのに、経験を積む前から単価アップだけを意識する人も多い。
コロナの影響で仕事を辞めた人が、ライターを目指すのも道理だ。
いますぐなれる職業。名乗ればいい。
というわけで、まだライターでない人も、ここでは1人のライターになってもらって読み進めてください。
■ご挨拶
こんちわ、ムジンです。
毎度ありがとうございます。
最近、ライティングのディレクション依頼が多いのでありがとうございます。
ニーズあるんだなー。
【webディレクション記】シリーズの記事です。
▽ライターの単価アップ方法の結論
ライターとして、先に知識武装すると落ち着くかもしれないが、実際の案件とのギャップに驚くはず。
クライアントの指示、検収内容も納得できるものばかりではない。
泥臭いトラブルは千差万別起きる。
そこでクライアントとの関係を強固にできるか否かが鍵だと思う。
そのためにはトライ・アンド・エラーを繰り返す必要があり、単価アップは結果的についてくるものだ。
本や記事を読んでその気になるのは物事のとっかかりとしては大事だ。
ただ、その人のやり方はその人のやり方。
あなたはあなたのやり方しかできないし、それを探す必要がある。
では、あなたのやり方はどこにあるのか探せばいい。
では、効率的にあなたのやり方を探そう。
▽幼児が優秀なエリートの大人に勝つ?
誰でもできる効率的な「あなたのやり方の探し方」のひとつとして、幼児を見習おう。
成功したいなら、幼児のような失敗を恐れない姿勢は尊敬すべきだ。
失敗を恐れないので、正解に最も速くたどり着く。
ライターでなくとも、何かで成功したいなら、このヒントになるのがマシュマロ・チャレンジだ。
ここでは残酷過ぎる成功法則という本から、マシュマロ・チャレンジの実例を紹介しようと思う。
うお!日本にも協会がある!!
日本マシュマロチャレンジ協会
マシュマロ・チャレンジは、チームごとに、パスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って制限時間内に自立するタワーを作り高さを競おうという、なんとも素敵にわけのわからないゲームだ。
▽これはTEDの講演動画
例の本には、ピータースキルマン(Microsoftの役職付きの人)さんの実験が紹介してある。
ピーターさんは5年700人以上(エンジニア、CEO、MBAの学生等)にこのゲームでテストしたそうだ。
成績を出そうというのだ。
そこで成績が良かったのは6歳児。
学生が成績がもっとも悪かったとも書いてある。
▽TEDの講演
ご紹介したTEDの講演だと、園児は相変わらず強く、勝ったのは建築のプロくらい。
CEOチームはそのままでは弱く、そのチーム内に管理者を置くと優秀な成績を収めた。
※うわー、わかる性質だなー
CEOチームの成績アップの結果から、ファシリテーションが大事との紹介があります。
共同作業を促進させるリーダー能力ってとこですね。
これって、個人でもある程度はできますよね。
自分の作業を俯瞰でよく見て、作業内容を改善するんです。
作業内容の改善、それが作業の型化です。
記事後半で実例をご紹介します。
では、デザインを学ぶ学生で、高額賞金を掛けたマシュマロ・チャレンジを実施したら、どうなったでしょうか?
1チームもタワーが作れなかったのです。
お金に目が眩んで、結果が伴わなかったようですね。
その経験を経て、数カ月後に同じ実験をしたらどうなったでしょうか。
前回は1センチでもいいから試作品を作っていれば勝っていたわけですから、試作品を作る重要性を理解し、好成績を軒並み出したのです。
これでトライ・アンド・エラーが大事、小さな積み上げが成功の近道とわかります。
低いスキルでは成功には到達しません。
ただスキルを高めるには、トライ・アンド・エラーが正解なんですね。
ちょっとした試作が達成感になり、大きな成功へに近道になると、マシュマロ・チャレンジは教えてくれます。
要するにとっととマシュマロを食えということです。
※違うな
■園児は何故強い
園児たちが強い理由を私なりに解釈すると、計画性のなさ。
なんども失敗するうちに実力をつけていった。
考えなしのようにも見えるが、結果が全て。
決まった正解がない場合、トライ・アンド・エラーが正解に最も近いということの証明が、園児は強いということではないでしょうか。
私は少し前に記事を書いていて、クライアントの関係性の構築だけを念頭にした単価アップの記事は少ないなと思ったんです。
そのため、noteに今まで取引して関心したライターのテクニックをまとめました。
これは案件単価を上げるといっても、やり方がたくさんあって、「あなたにあったやり方はあなたしかできない」ということを伝えたかったのが執筆理由。
各ライターが持つ光る部分を紹介したのです。
■ライターとして輝くための具体例
私は職業ライターではないが、結局、何をするにも書いています。
サイトの伝えたいことを書くSEOライティングもそうだし、VBAツールを依頼されれば、わかりやすい説明書をつける。
言葉を伝えやすい型があって、その型に沿って書くことが多いんですね。
ライティングも型が大事。
テンプレートです。
テンプレートがあれば、ライティング内容のクオリティが一定以上に高まって安定する。
ライティングの作業を型化することは、記事が速く書けることにもつながる。
構成案を練らなくてよくなる。
同じ文字単価の案件でも、作業効率が上がっているので、収益回収の効率が上がる。
低単価の仕事はやめろ的な鉄板ネタに対する、誰でもできる収入UP方法がこれだと考えているんです。
■ライター側の視点
ライター側視点だと、単価を無限に上げたい系の記事が受けるのはわかる。
ただこれはクライアント側の視点に立っていない。
クライアントは案件費用が安ければ助かる。
【webライター】クラウドワークスでライター募集|気をつけるべき14のポイント
クライアントが何を求めているか、どんな結果を期待するか、読み手のニーズまで想定して記事を書くのがSEOライティングの理想だ。
SEOライティングはユーザーニーズに立った記事内容を求められるから、ライター側の一方的な視点はいらない。
▽単価アップ系の記事の鉄板具合はあなたにフィットするか?
単価アップしたい系記事を見るたびに思うのが、スポーツインストラクターが簡単な動きの○分間運動ネタをUPするのと一緒ということだ。
多汗症や発汗への対策も〇〇クリニックが軒並みやっているのは、汗が鉄板ネタだから
鉄板ネタは、全体感を持って共有される。
あなた個人にカスタマイズされていない。
私は一年ほど肩を痛めているが、動画や一般的な治療では改善しなかった。
専門性のある病院で、専門性のある先生にたまたま出会ったことで改善に向かっている。
どうやらシャドーボクシングのやりすぎで肉離れになっていたらしい。
その後に、筋肉繊維が収縮して固まったという状況のようだ。
そこで選択された治療方法は、患部をマッサージによって破壊、再生し治すという方法だ。
この治療方法は、ある界隈では有名ではあるが、よくある鉄板ネタではなかった。
おかげでとんでもなく炎症が起こるが、どんどん治っている。
なんでもあなたにあった方法があるという例だ。
■案件単価を上げること
ライターが案件単価を上げたいというのはわかる。
ただ、そうではないやり方もある。
低単価なら、交渉次第でそこそこの内容でも検収が通る。
対応力あるライターだと証明することで、クライアントとの関係性が強まり、単価UP交渉もできるようになる。
ひとつの案件を効率よく、クオリティを上げることを意識するのが、ライター業のコツだと考える。
効率よく経験を積むのだ。
書く文字数を少なく単価を上げるなら、コピーライターでいい。
1本100万以上も夢ではない。
ただ、そのコピー一文を考える労力や能力を考えると、文字単価ベースの案件に悪いところは見当たらない。
■何故か雇われたがる人々
スキルアップした結果、就職先を探したり、クライアントに雇ってもらうことしか念頭にない人や記事も多い。
最終的な目標としての選択肢に、自前メディアでウハウハというのが少ない。
使われる側だけで終わっていいならそれでいいが、なんのためのフリーランスなのかよくわからない。
それなら有名企業に就職したほうがいい。
■弊社のライティング案件のからくり
うちの案件だと、こなせばこなすほど、案件単価が上がっていく仕組みにしてある。
何故なら、案件内容によっては、以前書いた記事やサイト内の記事を引用していいからだ。
1文字1円の案件でも、丁寧な引用をすれば、自分で書く部分が減る。
だから案件単価が上がる。
これは私から見て、ライター側への信頼度が上がり、関係性が強まっているということに他ならない。
■効率化の実例
最後に私がクライアント用に用意している文章テンプレートのうちのひとつを公開するので、参考程度に。
▽PREP法
Point:結論
Reason:理由
Example:具体例
Point:結論
■リード
▽読み手の悩み想定提示
▽悩みへの共感
記事で得られるメリット提示
■本文
▽結論
自論・持論
▽理由
結論に至る理由
第三者意見の引用で説得力拡充(外部)
■具体例
・実体験
・感じたこととその理由
■結論
内容箇条書き
▽リード文の作り方
▽読み手の悩み想定提示
▽悩みへの共感
記事で得られるメリット提示
機械学習とスクレイピングで、狙ったテーマの検索ワードと関連語を割り出す。
Googleトレンドなどで、各キーワードの検索母数を確認。
Yahooに行く。
検索窓で同じキーワードを打ってみると、予測検索語が出る。
予め割り出した検索語と、そこに出る検索語で共通するキーワードが検索ボリュームが高い。
そのキーワードでスクレイピング。
キーワードでスクレイピングする。
ツールはなんでもいい。
Pythonのスクレイピングに慣れているものの、形が決まったページ構成なら、Octoparseを使用している。
複数の関連語でいくつかのページをスクレイピングする。
記事タイトルと本文のデータが揃う。
※スクレイピングを許可しないサイトもあるので注意
そこで、共通しているページがあるか調べる。
重複しているページは、全体的に評価が高いということになる。
評価が高いページを見つけたら、実際に同じテイストでライティングしてみる。
すると、実際にユーザーの持つ悩みと乖離している内容を見つけることができる。
ここを修正追加することで、リード文ができる。
2000字の記事を作る際に、リード文が200文字程度としたら、最初から200文字に凝縮した内容を作るのは難しい。
そのため、600字くらい書き出してみて推敲する。
まとまっていくと200ちょいから400字程度になるはず。
▽本文の作り方
リード文のテーマを意識し、先に用意してある本文テンプレートに内容を書き込んでいく。
▽タイトルの作り方
タイトルは仮タイトルを入れておき、最終的に逆張りのタイトルを想定するところまでやって最終決定する。
これは詳しいサイトがたくさんあるので、逆張りのタイトルを説明。
逆張りのタイトルとは、
〇〇がおすすめする〇〇10選
に対し、
〇〇がおすすめする〇〇10選は買ってはいけない
というようなもの
※使わなくても考えておく。
こんな感じで。
■ライターの単価アップ方法のまとめ
いわゆるそうじゃない人向けにこの記事を書きました。
マイノリティ側に私がいつもいるからだと思うのですが、あなたというマイノリティにお役に立てば幸いです。
○あれこれ考える前に経験した方が速いという事実がある
○あなたにしかできないあなたのやり方がある
それは特別なことではなく、当たり前のこと
○トライ・アンド・エラーの繰り返しが成功の近道
○マシュマロを食べとけ
○クライアントの心理を汲み取ることで、関係性が構築された結果、単価を上げる交渉ができる
○ネットの鉄板ネタは、あなたには合わないかもしれない
○低単価でも作業効率化してあれば実質単価は上がる
○雇われたがる方向性ではなく、雇われない働き方があることを認識すれば、考えの幅が広がる
○ライティングは型化の有効利用で、業務は改善される
■最後に
こんな話は話半分で理解すればいいんですよ。
だって、私はあれこれ理解した上でnoteは好きに書いているから。
公開する時間や使うタグも適当。
だって、あれこれ気にすると作業継続ができないから。
ストレスになる。
好きにやって失敗して学べばいい。
学んだことを活かせる場所は、ここではないどこかかもしれないでしょ?
お疲れさまでした。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。 書くだけでなく読みたいので、コメント欄で記事名入れてもらうと見に行きます。