スポーツチームにS&Cコーチが必要な理由

学生スポーツチームに少しずつ、トレーナーと呼ばれる人が増えてきたと感じます。

トレーナーと言っても色々な資格を持った、トレーナーがあり得意分野が異なります。
アスレティックトレーナー・理学療法士・パーソナルトレーナー
柔道整復師・NSCACSCS(S&Cコーチ)
どれも必要で自分自身がS&Cコーチとして活動しているのもありますが、
S&Cコーチが増えると、競技力に大きくプラスになると考えています。

S&Cコーチはアスリート向けトレーニングの専門家です。
もちろん、リハビリやコンディショニングテーピングの専門家も必要です。

S&Cコーチが必要な理由


1.トレーニングをして体を強くすることで、怪我の発生率を低下させることが出来る。
怪我した後の対応も大事ですが、そもそも怪我をしない身体を作っておいた方が効率が良くないでしょうか? また、独学でトレーニングをすると怪我のリスクが逆に高まる可能性があります。

2.トレーニングで大きくした身体・筋力を競技の中で使うための動きに活かせる(所謂、瞬発力を鍛えられる)
競技の中で瞬発力を付けようとするより、クイックリフト種目(クリーン・スナッチ)で重量を伸ばした方が効率が良い。 クリーンを行っているスポーツチームは多くあるが、S&Cコーチがいない場合は、テクニックが難しく誤った動きを正解だと思って行っているパターンが多い。

3.どの競技もフィジカルが土台でその上にスキルが成り立っているので、フィジカルを伸ばすことで、キャパシティー・可能性が広がる。


トレーナーは身体の事すべてが出来ると思っている、指導者の方は一定数いる印象があります。
それぞれ役割・得意な領域があるので、トレーナーを雇う際は、そのトレーナーがなんの専門家なのかを知る必要があると感じます。

どのスポーツチームにもS&Cコーチがいる時代が来るように、
自分自身も活動を広げていきたい思います。

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