推しについに会えた話
昨年4月から今年4月まで1年間台湾にいた。
地元東京を長く離れたのも初めてで、異国の地の寂しさから、途中からは日本に帰りたいと願い続ける毎日だった。
そんな日々を乗り越えられたのは間違いなくお笑いのおかげだった。
そしてその中でニューヨークが行ったシンりょうというライブ、に、出られなかったと僻みのラジオを始めた男「益村康平」にすっかりと魅了されていた。
彼及びラジオの魅力は過去の記事でも散々書いたが、やっぱり何といっても話し方や刺してくるワードのセンス、情けなさやダサさも含めた人間味、インスタライブでの我々ファンの受け入れ方といなし方、そして何より同年代で陰キャラ気質がどうしても他人とは思えないのだ。
自分と同じようにシンりょうで付いたニューヨークファンがほとんど離れた今なお、熱冷めず今日まで推し続けている。
というかあの時相関図やnoteを作成して持ち上げた神輿を責任とって最後まで担ぎ続けようという気概もある。
(あえて敬称つけないけど)益村のおかげで、益村のファンの人だなって自分のキャラもついてフォロワーも増えたし、Twitter以外のSNSでも関われるお友達もできた。
そんなお友達の方とようやく初めてお会いすることができたので飲んでいたところ、益村のインスタストーリーに一件の投稿が。
何だかよくわからないが出入り自由なイベントであることだけ理解し、そのお友達さんと速攻で行くことを決意。
1杯だけ飲んで早々に小1時間かけて現場に向かう。益村にもDMで向かう旨を連絡。
向かった先には本当に益村がいた。
生の益村は想像通り小さくコミカルな見た目だった。
「どうも、うにぶどうです」と声をかけると、どうやら益村は日頃のラジオのレターやインライでの陰なコメントから勝手に私のことをどうしようもない眼鏡陰キャ野郎だと思ったいたらしく、サラリーマン然としている私に面食らっていた。
着いてからわかったのだが、これは阿佐ヶ谷商店街のイベントで、周囲の色んな飲み屋さんのドリンク割引クーポンが入り口で安く販売されて、阿佐ヶ谷ロフトaでも1杯分だけ使えて2杯目からは600円で出入り自由。
時間ごとにその時いるメンバーでみんなで乾杯したり、観客も巻き込んで大喜利をしましょうというイベントだった。
よしもとのウイスキーさんというコンビがMCで、あとはミュージックアーツの鉄工所芸人の方と、松竹の3年目のコンビと、途中からランデヴーの西川ひろきさんもいらっしゃってワイワイとしていた。
出演芸人のファンとしての来客は我々だけだったようで、他の芸人さんからなんでまた益村を?と何度も聞かれたがその度に「陰キャ具合が他人とは思えなくて😂」と答えてしまった。
何でまずラジオを褒めてやれなかったのか、、、
途中から大喜利コーナーが始まり、イベントに沿ってお酒に関するお題縛り。
「お酒大好き議員一酒一夫のマニュフェストとは?」というお題は普通に難しく、全く手を挙げない益村。
次のお題に行き「アニメキャラを酔っ払わせてください」というお題では「磯野〜!スポーツバー行こうぜ〜!」などとガンガン爆笑をとる益村。
大喜利でひとしきり笑ったところで改めて写真も撮ってもらった。
肩を組んだらやっぱりちっちゃかった。
という事実はさておき、ついにこの日が来たんだと感慨深くなった。
その後はジェスチャーゲームで盛り上がったりしていると、気づいたら阿佐ヶ谷の飲みが大好きな地元の方々40人ほどにステージを含めて会場を占拠され、彼らの迫力にみるみる肩をすぼめる僕と益村。
場の収拾もつかなさそうで、いい時間にもなってきたので退散し、夢のような時間はあっという間に終わってしまった。
改めて上記したような、益村のおかげで異国の地の寂しさを乗り越えられたことや今後も益村が芸人を名乗り続ける限りいつまでも応援し続ける旨を直接伝えることができて本当に嬉しかった。
初めて対面するのがお笑いのステージでも演劇の舞台でもなく謎なイベントではあったものの、おかげで間近に接することができて非常に良い形になった。
来月には益村の演劇も公開されるので非常に楽しみである。
皆さんもこのフォームで予約してくださいね😉
bit.ly/3MPYrDQ
お読みいただきありがとうございました。