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SVB 豊潤496 の体験イベント で乾杯。 ~ day 609 (2021.03.12)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
609日目。
これまでのログは → こちら
スプリングバレーブルワリー( SVB )の新製品、「 豊潤496 」。
リリースの当日に、いち早く京都のお店で呑ませていただいています。
この「 豊潤496 」は、SVB のフラッグシップである ” 496 ” というビールをリニューアルしたもの。
そしてお店での提供だけでなく、同ブランドの初めての 缶ビール として、全国発売されます。
この日は、キリンビールサロンの事務局 からお誘いをいただいて( 申し込み先着順 )、主にプレス向けのオンラインの体験イベントに参加する機会をいただきました。
登壇するのは、キリンビール事業創造部 で SVB 担当の 吉野桜子 さんと、キリンビール の マスターブルワー の 田山智広 さん。
セッションはまず、キリンビール として、SVB から始まる クラフトビール というジャンルへの取り組みの流れ。そこから、初の缶ビールとして全国にリリースされる、この 豊潤496 の製法のこだわりと、そこに込められた思い。しかとうかがうことができました。
SVB の 旧来の 496( 引き続いて、お店では提供されています )は、クラフトビール を知っている人たちに向けて発信される、しっかりとこだわりが強いビール。
それに対して、オリジナル496 の要素を保ちつつ、これまでクラフトビール に馴染みがなかった人たちにこそ呑んでもらいたい、と改良されたのが、新しい 豊潤496 。
その製法の特徴のひとつが、新しく確立された ” ディップホップ製法 ” 。
ホップ を投入するタイミングを工夫することで、その苦みや雑味を押さえながら、好ましい香りを最大限に活かします。
メジャーのラガーは、それはそれでよいビールなのですが、それだけではない 別のビール があるということを自ら発信。
そこに、より多くの人たちが触れることで、” ビール文化 ” そのもの の裾野を広げたい、という想いが ひしひしと伝わってきます。
ひととおりの プレゼンテーション が一段落したところで、予め送っていただいていた試供品のビールを開ける時です。
まず田山さんから、このビールの注ぎ方についての説明です。
大切なのは ” 泡 ” 。
あえて泡を立てることで、このビールの持つ風味を活かしながら、保つことができます。
そして、モニター越しの 乾杯!
この SVB のロゴ入りグラスも、今回の試供品。最初にざっくりと注ぎ、立てた泡を保ちながら、炭酸を損なうことないように、缶に残る液体をグラスに徐々に移していくイメージ。
缶であっても、その根本のおいしさは変わることがありません。
余談ですが、この缶のデザインには、聖獣キリン が描かれていません。
キリングループ の シンボルを外すことで、そこから少し距離を置いた、新しい取り組みということを現しているのかと。
一般発売は、3月23日。その時に、改めて買って呑んでみます。
ごちそうさま。
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