東華菜館 で、乾杯。 ~ day 424 (2020.09.08)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
424日目。
これまでのログは → こちら
この日は、夕方から仕事で一緒だった、東京からのゲストと ごはんたべ 。
四条大橋西詰にある「 東華菜館 本店 」で、川床をたのしみました。
それほど暑くもなく、湿度も低め。
時折おだやかに風が吹いて、ここちよい夜。
まずは、乾杯。
大ジョッキでプレモル。テンション上がります♪
こちらは、1945年創業の本格的な北京料理のお店。宮廷料理を原点とする、塩味ベースのあっさりめの味付け。
うちの相方の祖母が好きなお店で、こどものころからよく一緒に連れていってもらってたそうです。
この日のオーダーはこんな感じ。
冷葷、煎餃子、水餃子、炸溜丸子炸、+北京烤鴨。
前菜の盛り合わせ、焼き餃子と水餃子、揚げ肉団子の甘酢葛掛け、これに+北京ダック。
東京から京都に来たひとに、北京料理ってどうなん?と思われるかもしれませんが、場所と、雰囲気と、味と。ここでしかできない体験です。
オススメ。
この「 東華菜館 」は、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ が設計した、京都を代表する建築のひとつ。
建物と名前は知ってはいるけども、入ったことのあるひとは、意外と多くはないのでは?
( ※ 東華菜館の公式サイトからのスクショです。 )
1926年の竣工で、登録有形文化財。もともと、矢尾政 という洋食レストランとして開業した建物が、譲渡されて「 東華菜館 」になったそうです。
店内の代表的な調度品も、ヴォーリズの設計によるもの。
こちらで特に知られているのは、竣工の時からいまだ現役のエレベーター。
( ※ 東華菜館の公式サイトからのスクショです。 )
1924年米国で製造、輸入されたOTIS製。
格子形の蛇腹式内扉や時計針式のフロアインジケーターなど非常に珍しい器具が備わっている、現存する日本最古のエレベーターです。
昇降は運転手による手動式であり、その操作盤・L字方向での二面開き扉等洗練された設計になっています。
食事は川床で、だったのですが、せっかくの機会なので帰り際にちょっと乗せていただきました。多謝。
ゲストもたのしんでくださったようで、なによりです。
ごちそうさま。
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