TOKYO CRAFT BARLEY WINE で乾杯。 ~ day 167 (2019.12.26)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
167日目。
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イタリアのミラノ駐在から一時帰国しているともだちと、2年ぶりくらいに会いました。
現地での仕事も生活も、存分にたのしんでいるようで、きらきらしてました。
自分も前職の時に、展示会だったり、仕入れだったりで、年に数回は欧州に行かせていただいてた時期があって、あちこち回ってたりしてたので、そのころのことをちょっと思い出したり。
ま、住むとなるとまたいろいろ苦労があるんでしょうけど、日本でリフレッシュして、また駐在生活をたのしんでください。
さて、そんな日のビールは、サントリーが武蔵野ブルワリーで醸造している、TOKYO CRAFT のシリーズから バーレイワイン です。
特にイタリア感はありません、苦笑
澄んだ琥珀色。甘めのモルトの香りと風味、カンロ飴っぽくもあります。しっかりと呑みごたえのある造り。もう少し常温においておくと、もっと風味もふくらんだかも?
この バーレイワイン というスタイルは、イングランド発祥。
名前の通り「麦のワイン」ということで、ぶどうの栽培にあまり適さない彼の地で、ワインにならって、アルコール度数が高めで長期保存できるように造られたのだとか。
熟成期間を半年から、場合によっては数年かけるので、テマヒマのかかるこのスタイルを手掛けているところは多くはありません。
自分が バーレイワイン に初めて出会ったのは、六本木にあった「 アウグスビアクラブ 」。
アウグスビール を呑みながら、お料理もおいしいお店。
よく行ってたのですが、残念ながら いまは閉店 してしまいました
ある日、なかよくしていただいているスタッフさんから、ちょっと珍しいビールがあるよ、とオススメしていただいたのが最初。
ひとくち含んで、こんなビールもあるんだ!と、驚いたことをいまでも覚えてます。
それからもう10年ほどが過ぎて、メジャーのサントリーから、手ごろな缶ビールとして販売される日が来るなんてなぁ…
原材料のコストや、製品化にかかる時間からすると、もっと値打ちをつけてもいいような気もするんですけどね。ま、ありがたくはあります。
ごちそうさま。