彩田一さん からの 藤川球児投手 に乾杯。 ~ day 487 (2020.11.10)
「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを記事にしてます。
487日目。
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この日は仕事帰りに、箕面ビール WAREHOUSE へ。
そのお目当ては、” 彩田一 ” さん。
って、どなた?と思われるでしょうが、その正体は…
” サイダー ” から、” 彩田一(さいだー) ”、からの、サイダハジメ…
箕面ビールが最近ハマっているという、リンゴを使ったビールです。
白濁したブロンドカラー。ほんのりとリンゴの香り。ひと口目に、はちみつ感がぐっときます。それもすーっとなじんでいって、後にはさわやかな柑橘感。呑んでいる過程での味変がおもしろい。キレがあって、またもうひと口、と呑み続けたくなる感じ。
サイダーは、シードル とも呼ばれて、本来はリンゴを発酵させて造られたお酒のこと。
箕面ビールでは、20%の麦芽を加えることで、あくまでビールの範疇(発泡酒)でのレシピになっています。
今回はグレープフルーツとのカップリングですが、また違うレシピも構想中とのこと。新しいジャンルとして、これからがたのしみ♪
さて、この日は 阪神タイガース の、藤川球児投手 の引退試合。
家に帰ってテレビをつけますが、初回ですでに3点のビハインド…そこからも、打線は覇気がなく結局1安打のみの完封負け。球児投手 を送り出したいという気持ちが、空回りしたと思いたい…
そんな状況でも、いつものテーマソングに乗って、笑顔で最終回のマウンドに向かう 球児投手。
全球ストレートで、三者凡退!!まだやれるんじゃ…と、見ていたほとんどの人が、そう思ったはずの力投でした。(タイトル画は、こちらの公式Youtube チャンネルからのスクショです)
試合終了後には、現役引退のセレモニー。
去年は、鳥谷選手 を不本意なカタチで送り出し、今年も 福留選手 や 上本選手、能見投手 と、球団の功労者と、同じような経緯でお別れしないといけないという心苦しさ。
なので、こうやって 甲子園球場 で 藤川球児投手 を見送ることができることには、より一層感慨深いものがあります。
お約束の、これまでの足跡から、関係者からのメッセージ。個人的には 上原さん の「 キュージ・コージ 」がツボ、笑 そして、ありがとう 清原さん 。
ひょっとして、広末涼子 さんが出てくるんじゃね?と思ったのは私だけではないはず、笑
最後のスピーチも、ファンや関係者への感謝。清原さんへの想い。松坂投手 へのエール。家族へのメッセージ。矢野監督 を胴上げしたい!というところで、気持ちがこもりすぎたのは、ご愛嬌。
ところどころ詰まりながらも、等身大の想いの丈が込められた、とてもステキなスピーチでした。
すべての タイガースファン の想いが籠められた ” 火の玉ストレート ” が、打たれるはずがない!とう件とか、もう泣けてきます。
こうして、またひとり不世出の選手が球界を去りますが、その後を継ぐ選手たちはまた出てきます。
その活躍をあてに、呑むビールがたのしみです。
ごちそうさま。