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たびぷらす

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ますだ家の「たび」とそのまわりのお話です。
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#ぐるぐる

たびぷらす vol.2-6 ~ 沖縄ぐるぐる day 1

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) A&W屋宜原店 からは、近くの現存する沖縄最古の住宅「 中村家住宅 」や、 ちょっと東南アジアの香りのする1954年創業・日本初のショッピングセンター「 プラザハウス 」に立ち寄ってから、 高速に乗って名護を目指します。 許田ICを降りたころには日も暮れかかり、北へ向かう海沿いの国道58号から望む名護の町の灯と空と海の蒼さの美しいコントラストは、沖縄本島の中でも好きな景色のひとつです。 そこから名護市内を横断し

たびぷらす vol.2-17 ~ 沖縄ぐるぐる day 3 (end)

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) 今回の沖縄の旅での最後の食事は「淡すい」で沖縄そばをいただきます。 元電通、いまはコミュニケーション・ディレクターとして活躍されている、通称さとなおさんの「極楽おいしい二泊三日」で紹介されているお店です。 ここのそばの印象は、とにかく「キレイ」! すみきった出汁。中太の麺。あっさり目のソーキ。全体的にさっぱりしているのですが、それでいてとにかく旨みがしっかり。 前日の前田食堂の牛肉そばとは対極でしたが、こちらも満

たびぷらす vol.2-16 ~ 沖縄ぐるぐる day 3

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) いよいよ最終日。 まずは沖縄のローカルスーパー サンエー の マチナトシティ 店でお買い物。 地元では泡盛がすごく安くて、一升の紙パックが1,000円以下で買えるのです。 お値段では某大手資本のスーパーでも同じなのですが、どうせお金を落とすなら地元の会社に、と。 他にも野菜やSPAMなど、地元の食材もしっかりと買い込んで、後で郵便局に寄って自宅に送ります。 その途中、ちょっと糖分補給に ブルーシール牧港本店 のアイ

たびぷらす vol.2-15 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) 沖縄では呑みの〆はステーキが定番ってご存知ですか? おなかもいっぱいになったのですが、今回はそれを実践。 ホテルの近くの「 ジャッキーステーキハウス 」はその中でも草分け的な人気のお店です。(あ、URLが steak.co.jp !?) 12時を過ぎても店内は満席。老若男女でにぎわっています。 頼んだのはテンダーロインのSサイズ。サシの少ない赤身肉なので、意外にあっさりと食べられます。A1ソースも忘れずに♪ ふたり

たびぷらす vol.2-14 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) 名護から那覇へ向けう途中、恩納村で「ホテルムーンビーチ」に立ち寄ります。 d design travelによると、1975年沖縄海洋博の時にオープンした、沖縄リゾートの原点とも言えるホテルとのこと。 外観も中もユニークな造りの建物で、吹き抜けになっているロビーを抜けると、目の前はビーチが広がっていて、建物と周囲の環境が一体になったような心地いい空間が印象的です。いつかはここにも泊まってみたい。 ここから那覇に着いたこ

たびぷらす vol.2-13 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

「 たびぷらす 」 ますだ家の「たび」とそのまわりにあるお話です。 2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。 ちゃんや~を後にして、本部半島の西側をぐるっと回って再び名護市に戻ります。 名護には、沖縄以外でもよく見かけるようになった オリオンビール の工場があって、工場見学や飲食ができる オリオンハッピーパーク という施設が隣接されています。 この他にも、名護市には見学のできる泡盛の酒造所が2箇所あって、そのひとつは、 ヘリオス酒造 。 こちらでは「くら」とい

たびぷらす vol.2-12 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) 次は、本部半島をぐるりと回って備瀬の「ちゃんや〜」を目指します。 今回の旅の案内役、d design travel 沖縄号 では「古民家に泊まる」という内容で紹介されているのですが、カフェや食事だけでも利用できます。 この備瀬地区はフクギ並木が美しい場所で、美ら海水族館からもほど近く、以前にも来たことがあるお気に入りの場所です。 フクギは塩気に強く、古くから防風林や生け垣などに使われるなど、沖縄での暮らしになじみの

たびぷらす vol.2−11 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) 北に向かって屋我地島を縦断していくと、古宇利大橋とエメラルドグリーンの海が目に入ります。 橋を渡った先の古宇利島には、ある石碑が立っています。 ここには沖縄で「最初の男女」が降り立ったという伝説があって、古くから「恋の島」や「神の島」であるという。来てみて初めて知りました…苦笑 島で一番高いところにあった遠見番所(トゥーミヤー)からは、天気がよければ伊是名島・伊平野島が望めます。 偶然にも今朝、名護で出会ったおじい

たびぷらす vol.2-10 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) 前田食堂からは、今帰仁(なきじん)の方へクルマを進めます。 羽地内海(はねじないかい)を左に見つつ、屋我地島(やがちじま)へ渡ります。 しばらくクルマを走らせていると、道路沿いに「屋我地島の塩・見学受付中」という看板が見えたので、ちょっと寄り道。 小屋といった感じの建物で、塩作りについてひととおり説明してくれたのは、雰囲気のある職人さん。 よく日に焼けた風貌からして、さぞ長い間ここで働いてらっしゃる…のかと思えば、

たびぷらす vol.2-9 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) この日にまず行きたかったのは、大宜味(おおぎみ)村にある「前田食堂」。 ここは10年ぶりくらいの再訪。ワタシがこれまで食べた中で、一番好きと言ってもいいかもしれない沖縄そばのあるお店です。 ちょっと早めの昼食に、注文したのは「牛肉そば」。 牛肉ともやしを炒めたものが丼にてんこ盛りで、麺は全く見えません。 島胡椒が効いていることもあってか、見た目のヘビーさよりは意外にさくさくと食べられるのですが、とにかく食べても食べて

たびぷらす vol.2-8 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) ホテルをチェックアウトして、国道58号線を北進すると、ほどなく大きなJAの直売所「JAファーマーズマーケット はい菜!やんばる市場」があります。 旅先では、必ず地元のスーパーや、こういう直売所を見かけると入ってみることにしています。 その土地のユニークな食材に出会うのが楽しみです。 今回は、とにかく入ってすぐのトマトの品揃えがスゴイ! ゴーヤやナーベラー(へちま)、苦菜、紅イモなど、沖縄料理には欠かせない野菜たちや

たびぷらす vol.2-7 ~ 沖縄ぐるぐる day 2

(2014年のたびぷらす「沖縄ぐるぐる」の再掲です。) 沖縄の旅、2日目は朝の散歩から。 ホテルのすぐ前は名護湾。その海岸線沿いには緑豊かな公園が広がっています。 北海道日本ハムファイターズのキャンプ地、名護球場も目の前です。 海に突き出した突堤に向かって歩いていると、同じように散歩やランニングをしている人たちとすれ違います。 「おはようございます!」とあいさつをすると、みんな笑顔で返してくれます。 その中に「どこから来たの?」とニコニコ話しかけてくるおじいがいました。

たびぷらす vol.2-5 ~ 沖縄ぐるぐる day 1

次は「A&W 屋宜原店」へ。 沖縄各所に展開するカリフォルニア発祥のファストフードA&Wの一号店。 地元では「エンダー」と呼ばれているそうで、2013年でちょうど沖縄に出店して50周年。マクドナルドが銀座に1号店を出店する(1971年)より前からあったお店です。 ここのユニークなところは、パーキングブースにオーダー台があって、車に乗ったまま注文ができるドライブスルーなシステム。商品はスタッフがブースまで持ってきてくれます。 そのスタイルも試したかったのですが、今回は店内に

たびぷらす vol.2-4 ~ 沖縄ぐるぐる day 1

次に向かったのは「D&DEPARTMENT OKINAWA」。メキシコからはすぐ近く。米軍のキャンプフォスターを見下ろす小高い丘の中腹。元は宴会場だったという建物の2階にあります。(※2018年1月、同ビル2階から1階に移転しました) まずは、大山店長と山入端(やまのは)さんにごあいさつ。 大山さんとは昨年末のソウル以来の再会で、お互いの近況などひとしきり話が盛り上がりますが、あまり仕事の邪魔をしてはいけないので、お店を見せていただきます。 天井が高くて解放感のある店内。