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from a novel

みなさま、こんにちは。

突然秋らしい気候になって、tofubeatsの『衣替え feat.BONNIE PINK』をBGMに衣替えを開始したのですが、10分で飽きました。まどろむくまお。です。

なかなか計画的にことが進まないものです。

第5回はコチラ。

2010年結成、横浜を中心に活動する、切ないピアノメロディと綺麗なコーラス、力強いボーカルが特徴

3ピースベースレスピアノロックバンド

from a novel

抑揚のとれた色とりどりのバンドサウンドに、心に問いかけるようなストレートな歌詞をボーカルが繊細な歌声で届ける。一人一人と対話するかのようなライブだったのを覚えている。

そう、お察しの通り現sumikaのキーボード小川貴之がやっていたバンドです。

あえて、2014年に解散したバンドを選んだのにはわけがある。

from a novelの名曲の数々を一度でいいから聴いてほしい。もちろんいま活動してるsumikaの楽曲を第一に聴いてほしいんだけど、いまの彼があるのはこのバンドがあったからで。いまのsumikaの活動にも通ずるものがあるから。背景があるこの時期を聴いてほしかった。

そもそも何故、sumikaに加入することになったのか。元々弾き語りなどで交流があった片岡と小川(敬称略)は対バンしたり、小川がsumikaのサポートをしたりなどをして交流を深めていた。

小川のバンドが解散すると知った片岡が、(素敵な音楽を奏でる音楽家がこのまま音楽を辞めてしまうのは勿体ない)と正式加入するように声掛け。

元々自分がメインボーカルではないとバンドをやらないと言っていた小川だったが、片岡の声掛けに(sumikaには"片岡健太"という絶対的なボーカリストがいるから自分はコーラスに徹する)と応え、sumikaに加入。

そう言わせる片岡健太も凄いけど、プライドを捨てはっきりと言える小川貴之も凄い。と改めて思える。

後日小川さんが言ってた

「片岡さんでなけりゃ僕はボーカルからコーラスになる事はありませんでした!プライド全てをsumikaに預けて必死に生きることを決心しました

それぐらい彼の歌には惹かれたし可能性がある!と心の底から今も信じています!」

という言葉と

片岡さんの

「担当はキーボードとコーラスだけど、おがりんにはキーボードボーカルみたいな気持ちで加入してもらってるから、そこも含めてsumikaの武器だと思ってるんです。」

という言葉からもふたりの信頼性がひしひしと伝わってくる。

愛しかない。

話が逸れて、何が言いたいのか分からなくなってきたけど、いまの彼らの音楽があるのは過去にある背景がベースにあるからで、その音楽に少しでも触れて欲しい。そうそれだ。言いたいのはそれです。(軌道修正した)

from a novelは名曲揃いなんですが、中でも白雪姫をテーマにした『Snow White』は代表してやばいです。

やばいしか言えない。語彙力が急に低下する。

小川さんのピアノもそうですが、それに重なり合う北澤さんのギターと塁さんのドラム。そして物語を綴る北澤さん作詞の歌詞が小川さんの歌声に乗って心に沁み込む。泣いてしまいそうなくらい大好きな曲です。

個人的に小川さんのボーカルが大好きで、今後はメインボーカルは聴けなくなってしまうのかと少し残念であったんですけど、sumikaの『enn』という楽曲で小川さんの歌が聴けてはちゃめちゃに嬉しい。この曲はおがりんが歌った方がいいと提案した片岡さんはさすが片岡さんです。だいすき。

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