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勝手に読後レビュー【ブラック・ショーマンと覚醒する女たち】美味しい魚料理を肉で例える様な(汗)

どうも、みことのは です。

大好きな東野圭吾さんの新作が発売されて、それでもその時読んでいた小説を読了するまでは・・・と我慢して2月下旬に手に取りました。

【ブラック・ショーマンと覚醒する女たち】

確か前作もあって1作で終わるのかと思いきや、東野圭吾さんの新たな主人公と新たなシリーズになりそうな匂いが。

ちなみに前作は同じ販売タイミングで文庫化されています。

今回はそのブラック・ショーマンシリーズの新作をなるべくネタバレせずにご紹介。ストーリーに触れることもありますので、その点はご容赦を。



・あらすじと物語の流れ


主人公は恵比寿にある隠れ家的なBAR【トラップハンド】のマスター、神尾武史。年齢は不明もオジサン。そして、その姪の神尾真世、不動産勤務。

本作は、そのトラップハンドで起こる???元マジシャンが起こす???ミステリーの短編集です。第1作には【殺人】と書かれていますが、2作目となる本作には殺人事件すら出てきません。

仕掛けるのも解くのも元マジシャンの神尾武史。
その鮮やかさが、文章からもにじみ出てきます。

ちなみに、この作品が実写化するとして、
主人公である神尾武史を誰が演じるのか?

個人的な視点で言えば・・・、
・高橋一生さん
・長谷川博己さん
・西島秀俊さん(ちょっと爽やかすぎるかも)
・あたらしくん(もはやマジシャンw 超能力者!)

こんなところでしょうか。
決して【ミステリというなかれ】の主人公 整(ととのう)くんを菅田将暉さんにするようなミーハーの暴力で選んでいません(汗)

・・・整くんは渡部豪太さんですから。


・感想


読了した感想。そもそも読みやすさで(私に)定評のある東野圭吾さんの作品が、繋がっているとはいえ短編集になっているんですから、面白くて一気読みしてしまうこと間違いなし!

前作から何年か経っていて忘れていたのに、読み始めた途端グイッと引きずり込まれ、最初から没入させていただきました!

シリーズ化、確定でしょうね^^

東野圭吾さん作品のシリーズといえば、【ラブラスの魔女】や【マスカレード】もありますが、そこまで頑張って話を広げる努力が必要なわけでもなく、どちらかといえば【ガリレオ】並みに主人公と舞台設定という土台がしっかり練り込まれている作品に思えました。

本当はこんな表現はダメなのはわかっているのですが、例えるなら【東野圭吾さんが描く「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ】です。

東野さん、川口さん、どちらの作者さんにも失礼な【美味しい魚料理をお肉料理で例える】やり方ですが、どちらも読了した私にとっていちばんしっくりくる表現でもありました。

どちらの作品も本当に面白いんです!
【コーヒー・・・】シリーズは、全部泣きます!

まだ読んだこと無い方にも、是非どちらも読んでいただきたい!
そんな作品たちです。

悩めるたくさんの登場人物の悩みを解決するだけじゃなく、華麗に導くブラック・ショーマン。もう次回作が楽しみです^^

皆さんもご興味あれば、ぜひ。

では、また。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。



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みことのは
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