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〜勝手な読後レビュー〜【麻倉玲一は信頼できない語り手】からの脱線
どうも、みことのは です。
普段から読書は好きなので、レビューも書いてみたいなぁと思っていたのですが、鉄は熱いうちに!という通り、読み終えてすぐ書かないと、忘れちゃいますし、言葉の熱も冷めますよね。
なので、結構読書はする方ですが、これまでのレビューは一旦置いておいて、最近読んだ本の読書感想をしてみたいと思います。あくまで私の個人的な感想なので、あしからず。
1,その前に、私の読書スタイルご紹介
現在は通勤時間に往復2時間程度かかっているので、特に読んでいますね。1ヶ月に多くて6冊くらい。基本的には、【ビジネス寄りのインプット】と【ミステリー小説】を交互に。
でも、ミステリー小説を読み切ると、次もフィクションものを読みたくなるんですよね。逆もしかり。そういう時はルール?を崩して、読みたい方を読みます。インプット系を読みたくなるまでずっとミステリー小説5連チャンとかもありますね(笑)
結局、気持ちが【読みたい!】と思わないと、全然頭に入ってこないですもんね。そんな感じで【読みたい!】を優先しています。
2,今回の読後レビュー
そんなこんなで私が今回読んだのは文庫本の【麻倉玲一は信頼できない語り手】(徳間文庫さん 太田忠司さん著)です。
ミステリー小説の選び方としては、①好きな作家さん、②レビュー、③帯コメント(順不同)です。今回は③ですね。
ネタバレするつもりはありません。帯コメントの通り、どんでん返し系のストーリーもありました。全体的に面白かったです。ただ、私だけでしょうか、ミステリーの内容よりも気になってしまったのが・・・、【主人公の扱われ方】です。イジられ方とでも言いましょうか。正直ちょっと不快でした。そこが引っかかって、話にどっぷり没入できませんでした。
3,【脱線?】人をイジるということ
私見ですが、【人をイジる】にはそれなりのスキルが必要だと思っています。そのスキルも自覚もない人が、テレビや周りを見て習って【人をイジり】出すと、それはもう悲惨な事に。
誰かと比べて落としたり、相手が嫌がっているのに【ここ、オイシイところ!】という極寒のフリをかぶせてきたり・・・。引き際をわかっていなかったり。イジられている側からすると、ただのイジメです。不愉快です。
今回の作中にも【周りと比べて、主人公をバカにする】やり取りや【情報を持っている側が、情報を持っていない側を浅薄として、小馬鹿にする】みたいな描写など、ストーリー的に必然だったのかもしれませんが、私は非常に不愉快でした。それが数の面でも【情報を持っている事で優位に見える大勢VSイジられる主人公一人ぼっち】。縮図を見ている様でした。そもそも平成から令和になった現代、昭和感の残る作品に違和感を感じてしまうのも無理はないのかもしれません。
不朽の名作!と呼ばれる作品があったとして、今後はその時代の違和感も織り込んで読まないといけませんね。後味が少し良くなかったので、次作もミステリー小説を読みたいと思います。
今度、機会があれば、これまで読んできた作品や、全く手を伸ばさない作品、手を伸ばしがちな作品もご紹介できればと思います。
では、また。
今回は少し思いのまま書きすぎましたね。すいません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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