【大人の遠足】高野山③ 街のど真ん中、金剛峯寺さんへ
どうも、みことのは です。
高野山の旅も2日目の朝ごはんを終えて、午前中。
お寺の朝は早いので、朝ごはん終わりの午前中といえど まだ8時30分。前日の夜にはほぼ荷造りも終えていたので、チェックアウトの準備も簡単に、金剛峯寺さんへやってきました。
やってきました!と言えば少し大げさになるくらい、宿泊させていただいた蓮花院さんから徒歩2分?程度。
金剛峯寺(こんごうぶじ)さんは、高野山の街の中心に位置する場所にあり、目の前には観光バスが何台も停まれる大きな駐車場が。
それくらいたくさんの方が訪れる場所なんでしょうね。我々もなるべく凛とした空気の中で巡りたかったのもあり、せっかく宿泊させていただいているので、朝早くから出向きました。
真っすぐ伸びた道を進むと到着、金剛峯寺さんです。
外から眺めるだけなら無料ですが、こちらの醍醐味は中!
拝観料が1人1000円かかりますが、たくさんのものが拝見できますので、価値はあると思います。
我々夫婦も最初に拝観料をお渡しし、御朱印の申込(別料金)をして帰りに貰うシステムみたいなので、御朱印帳を預けて入場しました。
いきなり廊下・・・ではないんです、実は。
こちらの金剛峯寺さん、たくさんのものを拝見させて頂けますし、撮影もそれほど厳しくは無いのですが、【襖に描かれた絵】だけは撮影禁止でして、最初にある大広間と、大広間を抜けてこの廊下を渡った先の【別殿】という場所は、ほぼ撮影NGでした(汗)
別殿を抜けた先にある、比較的新しめの大広間。こちらは撮影可能で、セルフのお茶を頂いて座って休憩もできます。
我々も座って休憩していたら、住職さんがどこからともなくやってこられて、ゆるく法話をお話し始めて下さいました^^
この日は、命のお話。
ご自身の体験談を交え、楽しそうにわかり易く噛み砕いた内容でしたが、とても大切なお話を聞けました。
・・・なんでもこの大広間の裏の部屋で、毎日住職のどなたかが当番制で待機されているみたいで、タイミングを見計らって御法話が聞けるそうですね。良かったです^^
高野山のいろんな場所で見かける【遍照】(へんじょう)。朝の勤行でも、前日の授戒の儀でも口にする【南無大師遍照金剛】(なむだいし へんじょうこんごう)という言葉にも入っています。
あまねく照らす という意味だそうです。
撮影可能な曼荼羅。
曼荼羅 その2。
お部屋の最奥に飾ってあり、この場所に住職さんが立ってお話されていました。
御法話の最初に住職さんからの【これは何に見えますか?】というクイズもありました。
笑顔かなぁ?と思ったのですが、正解は【心】だそうです。
その後は奥に進んで広い庭を拝見。
こちらの岩は龍のように並んでいるんだそうです。
こちらにも。雄と雌の龍が並び、この建物を守っているのだそう。
茶の間の襖の絵。
ここからは撮影禁止の立て看板もなかったので、撮らせて頂きました。崖っぽい山の上に見える森の絵でしょうか?これを黒一色で表現するのって、本当にスゴいですね・・・ため息が出ます。
※念のため最初の入り口で、撮影して良いのかどうかを確認したところ、【撮影禁止のマークがあるかどうかで判断してください】と言われましたので、多分大丈夫かと。
こちらは土間の手前のお部屋と襖の絵。
何が正解なのかは わかりませんが、黒一色だけで描かれ白い背景と相まって、私には【静かな滝】に見えました。
そして、とても広く場所を取った土間と台所。
昔のキッチンはこんなにもゆったり充実していたんですね。
大きな鍋で味噌汁を作っているイメージが^^
かまどがあって神棚があって。
こういう風景も良いですね。
ここで金剛峯寺さんの拝観は終了です。
心静かにさせて頂き、たくさんの贈り物を頂いた気分です。
皆さんもご興味あれば是非。
次回は、いよいよ高野山 奥の院。
弘法大師 空海さんに会いに行きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。