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世の中には不思議な事など何も無いのだよ、関口くんってな話し

オカルトが好き。
もう四半世紀近く世に蔓延る「不思議な話し」を追い求めてきた。
此処で何度も言ってきた様に、ある程度自分の中で答えらしきものが導き出されてきた。
結論として題材にもあげた某小説の主人公が言う決めセリフ「世の中には不思議な事など何も無いのだよ!関口くん」なんである。
もうこれに尽きる。

怖がりのオカルト好きというややこしい性質の自分が言うのもなんだが、世の中でやっぱり1番怖いモノは?と問われたらいの1番にこう答える。

「人間が1番怖い」

と。

そして都合よく幽霊は居ないし、不思議な事なんて大概はこの世の理で説明がついてしまうモノだ。
「でも心霊系youtuberの番組でも変な事起こってるじゃないか!この節穴が!」とおっしゃる方々も多数いらっしゃると思う。
でも皆様忘れてませんか?あれは大概こう前置きされてます。
「あくまでもエンターテイメントな世界で楽しみましょう」と。
「そんな事わかっとるわい!」とまだまだおっしゃる方々、わかりますよ。
自分も不可思議な事がこの世の中には一切ないなんて思ってませんし、思ってたらオカルト好きなんかではありません。
でもね、盲信してオカルト好きな方々は、心底その世界を信じちゃってる訳で、その世界への想いが強い、強すぎる訳で「思い(怒り、悲しみ、恨み、妬み等)の強さは強ければ強いほど空間を捻じ曲げるほどの力があるし、願いは具現化しやすい」って事。

呪いのシステムなんて正にそれで、自分は個人的には思いって電磁波みたいなもんと同じ性質のものと思っていて、電磁波って人の身体にも何らかの影響力があるって事は科学的にも証明されてる訳だから、より強い思いは人に伝わると思っている。
ましてや空間にも作用するもんだから、感受性(高性能受信アンテナ)が高ければ高いほど影響を受けやすい訳。
だから受診アンテナがアナログだったり、性能が低ければほとんど影響なんて受けない。高画質デジタルの電磁波はそれに対応した受信機じゃなきゃ観られないのと理屈は同じ。
だから、「怪異はその人が望んでる思いが具現化したモノで自分自らソレを作り出してる」って訳。
仮に人間って奴は肉体と精神の2つが折り重なって出来上がっているモノだとして精神は電磁波みたいなモノとほぼ同じ性質のモノでそういう観点から言えば「幽霊は実在する」訳で、ただそういう電磁波は目には見えない4次元的なモノだから3次元で普通に暮らす人達には一切見えない聞こえない感じられないモノなんだろうと思う。

だから心霊スポットなんてモノはこの世には存在しない。
言われてる心霊スポットは僕らの恐怖心やそうあってほしい思いが空間に電磁波みたいなものとして溜まって行って出来上がっている。
だから感じる人感じない人が出る。
幽霊とされてるモノは大概が期待している皆んなの思いが凝り固まって具現化したものなんだと思う。

だから元は人の思いが作り出したモノであるなら、1番怖いのは人間そのものなんだという訳。
でもそれだけじゃ片付けられない事も起きたりするから面白いしややこしい。

オカルトは色んな意味でディフィカルトなんだよっう事。

そこにロマンを感じちゃうからやめられないのよね、オカルトは。

情報過多で頭でっかちで固くなっちゃってるとヤバイ。
やっぱり何事もニュートラルにとらえて楽しむ様にしたらいいと思う。
変に引っ張られちゃうと危ない。
盲信が1番怖いのかもね。

そんなたわいもない戯言でした。

おしまい。

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