死んでゆくのも列が出来る世界

親父の葬儀は一週間後の9月29日(金)となった。
これでも最速だと言う。
奇しくも去年の母親の葬式の時もそうだったが、死んだ後も順番待ちをしなきゃならないという現実。
半年以上経っているのに今だに行列という人気ぶり。
いやはや世も末だよね。
それだけ昨今人が死んでいるという何とも世知辛い世界。

しかし。
改めて思うが、何故葬式というのは何かに付けてお高い料金を取るんでしょうね。
人死に約三桁の世界。
残された者の負担は計り知れない。
保険の大切さがこういう時に痛いほどのありがたみ。
本当目に見えないものだけどマジ大切なんで若い内に入っといた方が良い。
いざという時に本当役立つから。
蓄えのないギリギリ介護生活の家の場合、高齢で保険にも入ってなかった親父。
ほぼ一切補償されるものもないので、足りない分借金して工面しなくては何ともならない。
簡易でやりたいけど、こんな時に限って親戚一同がギャーギャー喚くのである程度しっかりしたものをやらざる得ない。
本当こんなやりとりがマジストレス。
しかも自分達の兄弟でしょ？金は出さずに口を出す！文句言うなら金をくれ！ってなもんっすよ。
あーめんどくさい。

まぁ死んだ本人は知らぬ事なのでしょーがないしどうしようもないからねえ。
いざ自分の時はさっさとちゃっちゃと焼いて骨にしてどっかの土にでも撒いて欲しい。
そんな残された者に負担かける事なんぞして欲しくない。
あっでも自分の場合俺か兄貴かしか居ないのでまぁ大丈夫でしょう。お互い言い聞かせているし。
もし仮に稀有な人達が自分を供らってくれるならさっきも言った通りサクッと焼いてどっかに捨てて欲しい。
葬式なんて望んでない。無宗教だしね。

近い将来、家の一族郎党まとめて世から消えていく訳で今暫くは葬式なんてしたくないけど、皆高齢になってきて、皆子孫を残して居ない人達ばっかなので、みんな結局俺達兄弟に回ってくるのかと思うとうんざりする。
続かないでくれと祈っている。

こう言った出来事はまぁセンシティブな問題なので出来うるなら皆が元気な内にミーティングを重ねとく事をお薦めします。
本当揉めたくない。

あー色々大変。

続く。