尊敬して、人を好きになる
これまで私が好きになった人には共通点がある。
ああ、この人、すごい。
なんでそんな考えが持てるんだろ。
私はそんな事できないな。
すごいなあ。
そう思ったら私はいつの間にか恋に落ちていた。
もちろん、沢山コミュニケーションがあったりの上でだ。
仕事関係の人しか好きになっていないのだが、社会人になって、やはり仕事ができる、自らの信念があって行動している人はめちゃくちゃかっこよかったりする。
特に私が仕事が嫌な時期。
その人の言動行動で助けてもらったりするとなおときめく。
とてもかっこよく見える。
今思えばそれはきっとフィルター越しに美化してみていたものだ。
でも当時の私にとって、紛れもなくかっこよかった。
好きにならざるを得なかった。
多分そんな私に気づいて近づいてくる人。ワンナイトだったり、2番目だったり、好きだけど一緒になれなかった人。どの恋も恋だったし、憧れの人とそうなれた私に私は酔っていたのかなと思う。憧れた人がいっときでも私をみてくれていた過去は私を強くする。都合よく使われただけだと思われるかもしれない。でも私はその過去があって今の私であるし、成長できたし、そんなフィルターがかった過去に救われてきたのは嘘じゃない。
尊敬と恋愛。
似てるようで違うのに、結びつけてしまう私。
ちゃんと区別して、見極められたら幸せになれるのだろうか。