Xデザイン学校2023年ビギナーコース #08・09 新しいペルソナの利用状況の分析(2023/12/13,2023/12/20)
雑味があってこそいいペルソナ
第8回、第9回の講義ではユーザーモデルの3階層(価値層、行為層、属性層)でユーザーリサーチの結果を整理した。
ペルソナは本来雑味があるものということが大きな気づきだった。
初めはペルソナに「効率重視で家族思いのワーキングマザー」というキャッチコピーをつけていたが、最終的には「家族が大事、でも自分も大事にしたいワーキングマザー」というキャッチコピーに変わった。
「効率重視」も「家族思い」もその人を表す言葉として間違ってはいないが、なぜそうなのかを深掘りしていくと「自分が休んだり趣味に費やしたりする時間がもっとほしい」という自分中心の価値観が見えてきたので、言葉選びを変えることになった。
結果的にペルソナが私たちの理想としたモデルではなく、「こういう人いそうだよね」というリアルなユーザー像に近づいたと思う。
このような深掘りをするためにも、やっぱりユーザーインタビューの中でなぜなぜ分析をしっかりしておくのが大事なんだなと改めて感じた。
チームメンバーがユーザー像に対して共通認識と納得感を持っていればジャーニーマップの作成にはそこまで労力がかからなかった。
2時間くらいかかるんじゃ、、、と思ったけど実際には1時間で終わった。
意見が割れそうになったときは価値マップやペルソナに立ち返って、議論して、、、を繰り返すことで最後は1つにまとまったんじゃないかなと思う。
ジャーニーマップの作成は実務でもやることが多いので早速実践してみたい。